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ムロツヨシに「挑戦」という言葉はない あるのは「できる」という「覚悟」

3/21(木) 12:00配信

オリコン

 俳優の小栗旬、ムロツヨシをはじめ、“テレ東史上最も豪華”と言われるキャスト陣でドラマ化される山崎豊子氏の代表作『二つの祖国』(23日、24日ともに後9:00~11:24※2夜連続)。1900年代、第二次世界大戦前・中・後の日本とアメリカ、二つの国の狭間で家族の絆を引き裂かれ、涙の別れを経ながらも未来を信じ、逞しく生き抜いた3世代64年の愛の物語。

【写真】福田雄一氏と蜷川実花氏の出演に驚くムロ

 本作では、「ここ数年、自称するようなものではないのですが、あえて“喜劇役者”を自称してきました。ムロツヨシが出ているならきっとふざけているだろう、という先入観を持って観てくださる方もいらっしゃると思うのですが、今回はふざけたシーンは1カットもありません。それは先に言っておきたいと思います」と、ムロは語る。

 「福田雄一さんの作品(『勇者ヨシヒコ』シリーズや『今日から俺は!!』など)だと、あて書き、あて演出をしてくれるので、いつものムロツヨシを上回るような芝居、いつもの逆、いつもと違う角度からのアプローチで演じることができるのですが、本作はいつもと全く違う印象を持つと思います」

 本作で、ムロが演じるのは、アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世・チャーリー田宮。小栗演じる同じ日系二世・天羽賢治とは、学生時代からの友人であり良きライバルであった。しかし、真珠湾攻撃にはじまる日米開戦が、彼らに残酷極まりない問いを突きつける。日本人として生きるのか、アメリカ人として生きるべきか…。アメリカ人であると同時に日本人であることに誇りを持つ賢治と、アメリカで成功するため日本人であることを捨て去ろうとするチャーリー。正反対の生き方をする2人の人生は、歴史の流れに翻弄されながらも交錯し、時に助け合い、時にぶつかり合ってゆく。

 アメリカ生まれ、アメリカ育ちということで、英語のせりふも多く、「日本でのびのびと育ってきてしまったので、難しかったですね。もしかしたら、僕が英語でしゃべるシーンは全部バックショットで、僕と声質の似ているネイティブの方が吹き替えている可能性は、まだ、ありますね(笑)。あと、5年、時間をいただけたら」と冗談めかしながらも、「自分にできるすべてのことをして、本番に臨みました。簡単ではなかったですが、スタッフと練習してきた自分を信じてやりました」。

 多くの人の命と暮らしが犠牲になった第二次世界大戦の時代をドラマで描くことも容易なことではない。

 「山崎先生の小説のドラマ化とはいえ、史実あっての物語です。当時の日系二世たちの身に実際に起きた出来事をベースにしているので、いまのせりふの言い方は、いまの表情は、いまの仕草は適切だったのか、と毎日自問自答しながらの撮影していました。これまで、戦争を描いた映画やドラマを観て、戦争でこんなことがあったのか、戦争はしたくないなと思ってきましたが、この作品で演じる側に立って、自分より若い世代に伝える側の責任というものを意識しましたね。伝えるべきことはすべて台本に書いてありますので、それをちゃんと表現できているか、一つひとつ確認しながらやっていました」

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最終更新:3/22(金) 16:25
オリコン

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