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女性監督はわずか4人―フェリシティ・ジョーンズが語る“女の戦い”

3/21(木) 11:07配信

dmenu映画

ルース・ギンズバーグと聞いてピンと来る人はかなりのアメリカ通でしょう。日本人にはなじみのない名前ですが、彼女はアメリカ史上、2人目の女性最高裁判事になった女性。今年3月15日に86歳を迎えたルースは、1993年に当時のクリントン大統領に最高裁の判事に任命され、今なお現役で活躍しています。

【写真】レトロなワンピースを身にまとう、フェリシティ・ジョーンズ演じるルースの場面写真

1956年にルースがハーバード大学法科大学院に入学してから、1975年に男女平等を求めた革新的な租税裁判で弁護士として戦うまでの険しい道のりを描いた話題作『ビリーブ 未来への大逆転』が3月22日に公開されます。

ニューヨーク・ブルックリンの貧しいユダヤ人家庭に生まれ、様々な障害を乗り越えて弁護士になったルースは、“働く女性の先駆者”として男女差別に立ち向かい、その不屈の精神で正義のシンボルになりました。ルースの人生を描いた絵本、キャラクターグッズ、エクササイズDVDやドキュメンタリー映画『RBG (原題)』(日本未公開)などが作られるほど、アメリカ・リベラル派の間ではポップアイコンのような存在になっています。

そんなルース・ギンズバーグを演じたのは、『博士と彼女のセオリー』(2014年)でアカデミー主演女優賞にノミネートされ、最近では『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)の熱演で世界中を魅了したイギリス人女優、フェリシティ・ジョーンズ。「何年もこういう役を待っていた」と語る彼女にインタビューを行いました。

歯に被せ物をして挑んだ役作り

Q:脚本を読む前は、ルース・ギンズバーグについてどの程度ご存知でしたか?
脚本を読むまで、彼女のことはあまり知りませんでした。しかも、脚本に目を通したときは映画制作そのものがあやぶまれていたので、投資家の気が変わらないうちに早く脚本を読んでプロジェクトを進めなければいけなかったんです(笑)。でも、すぐに素晴らしい脚本だと気づきました。政治的なテーマのなかにユーモアが潜んでいるところが気に入りましたね。

Q:役作りのためにルースにお会いしたと聞きましたが、彼女はどんな方でしたか?
夫マーティンへの愛情がとにかく印象的でした。深い思いやりと愛にあふれた夫婦関係、それこそが、この物語の軸なんだなと。 それから、ルースと一緒に過ごして分かったんですが、彼女にはどこかシャイなところがあるんです。あれほど頭脳明晰でシャープな人柄と内気な人柄が共存している点には驚きました! 同時に、彼女には“今”を目一杯楽しめるところもあり、世間からの人気や注目も自然体で楽しんでいるみたいでした(笑)。

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最終更新:3/21(木) 11:07
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