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陸自配備で繁忙期長引く 奄美大島、引っ越し業者大わらわ

3/21(木) 13:01配信

南海日日新聞

 春の異動シーズンを迎え、鹿児島県奄美大島内の引っ越し業者が対応に追われている。今年は、26日に発足する陸上自衛隊奄美警備隊(仮称)の隊員世帯の転入もあり、繁忙期が例年より前倒しとなったり長引く業者も。多くがすでに最大件数を受注しているため、今後予約する顧客には最繁忙期を外した日程で調整してもらうよう呼び掛けるという。

 島内複数の引っ越し業者によると、今年は奄美大島への荷物が1・5倍増。陸自隊員の転入が大きな要因となっている。転入のピークは例年4月1日~7日。ところが今年は隊員の引越しで繁忙期が3月1日から始まっている業者も。駐屯地開庁前の「20日までにいったん落ち着いた」と話している。

 一方、3月中の空き物件不足から、転入時期を4月中旬にずらさざるをえない隊員家族もいる。ある業者は「繁忙期は4月20日ごろまで延びる。予約の多くはまだ転入先の住所が未定のまま」と語る。

 また、今年はヤマトホールディングスの子会社が単身パックの受注を停止した影響で、単身者からの問い合わせが増加。島内業者の多くが同様のサービスがなく、受け皿となりにくいため、中には自家用車に積みきれない荷物を宅配便で送り、引っ越しせざるを得ない単身者も出ているという。

 単身パックを扱う日本通運鹿児島支店奄美大島営業所(奄美市名瀬)では、3月のみで単身ボックスが昨年同月比で13基増の163基に。今後も予約は伸びると見ている。

 転出のピークは3月25日~31日。特に27、28日に集中している。19日に異動が発表となった県大島支庁は、転入者の宿舎について「官舎で足りそう」との見立てだが、転出入に伴う引越し業者の確保については各職員の努力にゆだねるしかないという。総務企画課は「赴任期間は4月1日~10日。なんらかの調整をして対応してもらうしかない」と話している。

奄美の南海日日新聞

最終更新:3/21(木) 13:01
南海日日新聞

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