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イタリアで運転手がスクールバスをジャックし全焼。警察が生徒たちを全員救出

3/21(木) 18:04配信

ハフポスト日本版

イタリアのクレモナで3月20日、中学生の乗るスクールバスがハイジャックされ、全焼する事件があった。

【動画】バスジャックから救出の瞬間

BBCなどによると、事件に巻き込まれたのはミラノ南東にあるクレモナ近郊の中学生51人。引率の職員も3人いた。

生徒たちは、スポーツの課外活動のため、スクールバスに乗ってジムに向かう途中だったという。

犯人は、運転手だった。ガソリンをまきバスに放火

バスが出発して間もなく、運転手は豹変した。

スクールバスの運転手をしていたセネガル出身の47歳の男は、学校からジムに向かう途中で「いまから全員人質だ」と突然話し始めたという。

テレグラフ紙によると、運転手はナイフを振り回すなどして生徒らを脅迫し、急に運転手はバスをミラノに向かって走らせた。

運転手は携帯電話などを取り上げて電気コードで生徒の体を縛り身動きを取れなくし、「誰も生きては戻れない」と言ってガソリンをまきちらした。

国家治安警察隊が出動、全員を助け出す

しかしバスの中では、すでに親と連絡を取り合っていた生徒が1人いた。

生徒の親は、警察に通報。国家治安警察隊が出動し、バスを封鎖した。

バスは警察隊の車にぶつかった。まかれたガソリンに引火し、バスはすでに火を上げ始めていたが、警察隊は後方の窓を壊し、51人の生徒全員の救出に成功。

その後、バスは全焼した。

運転手を追い越して撮影されたスマートフォンの映像は、生徒たちが車から逃げ、パニックで叫んでいる様子を映していた。

12歳の少年は、バスの中の様子についてテレビのインタビューに次のように答えた。

「運転手は、自分の子ども3人が北アフリカからボートでイタリアに渡ろうとして、亡くなったのだと話していた。多くの子どもたちが海におぼれて死んでいるから、お前たちは火にあぶられて死ねと言われた。自分も死ぬかと思って怖かった」

生徒十数人と、職員ら2人は煙を吸うなどして病院に搬送されたが、幸運なことに命に別状はなかった。運転手も手に軽いやけどを負った。

男は2002年からスクールバスを運転していた

AFP通信などによると、男は2002年からスクールバスの運転手として勤めていた。

イタリア人女性と結婚したが、すでに離婚しており10代の子どもが2人いるという。

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最終更新:3/21(木) 18:04
ハフポスト日本版

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