ここから本文です

親しみやすい熊楠アピール 顕彰館が常設展示リニューアル

3/21(木) 17:01配信

紀伊民報

 南方熊楠顕彰館(和歌山県田辺市中屋敷町)は常設展示をリニューアルする。従来の専門的で「難しい」イメージを一新。デジタル機器などを使い、幅広い世代に熊楠に興味を持ってもらう仕掛けを配置する。展示替えは2006年の開館以来初めて。23日から公開する。

 17年度の顕彰館の来館者数は9786人で、18年度は2月末までに7126人。17年の生誕150周年で熊楠の注目度が高まっている。市街地の観光拠点として集客はもちろん、市民のリピーターも増やしたいという。

 新常設展では、熊楠の軌跡や偉業を、年代に沿った表示などで分かりやすく展示。資料画像を自由に拡大、縮小できるタッチパネル、画像を繰り返し上映するデジタルフォトフレームなどを配置する。

 解説や展示資料は、熊楠の研究者が監修し、最新の研究成果を反映している。その上で、解説にキャラクターや画像を配置し、親しみやすさを演出。英語、中国語も併記する。導入部には熊楠の巨大顔写真を配置。記念撮影スポットにする。

 顕彰館は「今後の顕彰事業を支える若い世代の熊楠ファンを育てられる施設にしたい。まちなか周遊の拠点として、市街地活性化にも貢献したい」と話している。

 開館式は23日午前10時から。真砂充敏市長のあいさつやテープカットがあり、式終了後、一般に公開する。

最終更新:3/21(木) 17:01
紀伊民報

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事