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バンドーン、フォーミュラE初ポールをきっかけに前進なるか「香港でのPPは僕もチームも前進している証拠」

3/22(金) 15:00配信

motorsport.com 日本版

 F1を離れ、シーズン5からフォーミュラEに戦いの場を移しているストフェル・バンドーン。第5戦香港では初のポールポジションも獲得するなど、上位に食い込む速さを見せ始め、シーズン後半での活躍に期待がかかっている。

【動画】Formula E: 香港 ePrix レースハイライト

 2018シーズンまでF1に参戦していたバンドーンだが、今季はHWAに加入しフォーミュラEでの挑戦を開始している。F1をはじめ、世界中にあるフォーミュラカーとはマシンの動きやドライビングが大きく異なると言われるフォーミュラEのマシンだが、バンドーンは早くも違和感なく走れている様子。パドックでも他のドライバーや関係者らと談笑するシーンが目立つなど、フォーミュラEの雰囲気に早くも溶け込めているようだ。

 しかし、フリー走行から決勝までを1日で行うスケジュールという部分では、まだまだ慣れていないところもあるという。

「基本的にF1とフォーミュラEは大きく違うレースだから、比較することができない。特にフォーミュラEのレースフォーマットは特殊で、1日でプラクティスからレースまでを消化する。今まで僕がレースをしてきた環境とは違って各セッションごとの間隔が狭いから、データを分析する時間が少なかったり、忙しい部分はあるけど、それも含めて楽しむことができている」

 そんなバンドーンだが、ウエットコンディションとなった香港ラウンド予選で本領を発揮した。雨が降ったり止んだりする難しいコンディションで各マシンとも四苦八苦している様子が見られたが、バンドーンは予選とスーパーポールで1分11秒台の好タイムを叩き出し、このシリーズでの初ポールポジションを獲得した。

 このまま決勝でも優勝争いの中心人物になるかと思われたが、レース前半に駆動系のトラブルに見舞われストップ。無念のリタイヤとなった。

「予選ではすごくいい走りができて、僕にとってもチームにとってもフォーミュラE初ポールポジションとなった。

「決勝はいいペースで周回できていたけど、ドライブシャフトのトラブルでリタイヤとなってしまった。調子が良かったし、うまくいけば表彰台のチャンスがあっただけにすごく残念な気分だ。だけど、こういったクルマのトラブルは起きることだ」

 レース後、非常に悔しそうな表情を見せ、何度も「悔しい!」と語っていたバンドーン。しかし、このポールポジションとレースでのペースの良さは確実にシーズン後半の原動力になると語った。

「このポールポジション獲得は僕もチームも間違いなく前進したという証拠だと思う。今シーズンは開幕して5戦でここまで来ることができた。あとは、この勢いで今までと変わらずプッシュしていくだけだ」

「香港でのデータや内容をもう一度見直して、次の中国ラウンドでしっかり活かしていきたい」

 今週末は中国で第6戦が行われる。着実に流れに乗り始めているバンドーンの走りに注目したいところだ。

吉田知弘

最終更新:3/22(金) 15:00
motorsport.com 日本版

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