ここから本文です

スーツの選び方のポイントは「T・P・O」と「S・F・ C」

3/22(金) 12:01配信

マイナビニュース

スーツはサイズ、素材、色を大切にすべし

この4月から、新たに数十万人単位の若者が社会人となり、「職場デビュー」を果たすことになる。新たな人生のステージを迎えるにあたり、期待に胸を膨らませている人もいるだろうが、一方でこれまで慣れ親しんだ「学生」から「社会人」になることに対し、期待以上に不安を抱いている人もいるはずだ。

【写真】ぽっちゃり型の人にふさわしいスーツの着こなし術

「勉強とは勝手が違う仕事への不安」「遅刻が許されないプレッシャー」「上司や同僚との人間関係」など、さまざまな心配事があるだろうが、「身だしなみ」という項目もその一つに含まれるだろう。

個性的な身なりが許された学生時代とは違い、社会人はビジネスの場に見合った服装や持ち物が求められる。スーツはその最たる例だが、これまでスーツを着る機会が限定されていた人にとっては、「正直何を選べばいいのかわからない」というのが本音のはずだ。

そこで今回、スタイルアドバイザーでタカギ&アソシエイツ代表でもあるたかぎこういち氏に、社会人としての必須アイテムを選ぶ際のポイントをうかがった。社会人として恥をかくことがないよう、ぜひとも参考にしてほしい。本稿のテーマは「スーツ」だ。

新社会人の皆さん、ご卒業と新しい人生のステージに進まれることを心からお祝い申し上げます。これまでは学費を支払い、さまざまなことを学んできたでしょうが一応(笑)、これからは給料をいただくことなります。とはいえ、先輩が何から何まで手を差し伸べてくれるわけではありません。いろいろと与えられないので、己から学ばなければなりません。

今回は誰も教えてくれなかったであろう、「ビジネススーツの基本と選び方」をお伝えします。拙著「一流に見える服装術」にもありますが、本当に簡単ですから心配せずに読んでくださいね。

ビジネススーツ選びの基本の「き」

ビジネススーツスタイルはイギリスを起源として永い歴史を持ち、世界中で定着しています。そのため、まずはスーツさえ着ていれば世界中で誰もがあなたを「ビジネスマン」として認めてくれます。一度しかない第一印象を大切にするためにも、正しいスーツスタイルを心掛けたいものです。

ビジネスは、社内も含めて相手がいて成り立つことが大半です。そして、服装は「相手へのマナー」なのです。ファッションにルールはありませんが、ビジネススタイルにはルールがあります。正しくルールに則ってアイテムを選び、自分の体型にあったスーツを着用すると、印象は全く違います。

例えば、ネクタイをきっちり締めると気分もしっかり社会人となり、自覚が生まれます。いわばパスポートと同じで、「自分は誰なのか」ということを周囲に示します。

スーツ選びの6つの基礎ポイント

スーツの重要性がわかったところで、ここからはでは具体的な方法論を解説してゆきます。著書「一流に見える服装術」で紹介した「6ポインツ・メソッド」は、「T・P・O」と「S・F・ C」の6つのポイントから成り立っています。

「T・P・O」の3点はそれぞれ「Time」「Place」「Occasion」を表しており、「会社でのスーツ着用」がそのまま「T・P・O」に該当します。そこで今回は、残りの3つのポイント「S・F・ C」について解説していきましょう。

サイズ(size)

スーツで一番大切なのは、自分に合った適切なサイズを選ぶこと。では、「適切なサイズ」とは何でしょうか。実は重要なチェックポイントは以下の6つだけなのです。

1. 肩のサイズが緩すぎずフィットしている。新社会人の方には、今風のタイトな細めのシルエットがお勧め

2.上着を着たときに袖丈からワイシャツが1.5cm前後出ている袖丈

3.後ろから見ると、上着の襟の上にワイシャツが1.5cm程度出ている

4.上着の下のボタンは留めない。前のボタンを留めたときにこぶしが1つ入る程度がgood

5.上着丈はお尻がギリギリ隠れる程度が標準

6.パンツの丈はワンクッションが標準

既製服は、妥協せずに必ずお直しを。人の体は既製服のように左右揃っていません。最近はパターンオーダーと既製服との価格差もなくなり、納期も早くなっています。僕はパターンオーダーを皆さんにお勧めします。

「前のボタンを留めた際に前にも背中にもしわが寄らない」「腕を上げやすい」がスーツの基本です。パンツはベルトなしで履けるのがジャストサイズ。丈は直立し靴を履いたときに少したるみが出る丈をセレクトしましょう。

ワイシャツも、第1ボタンを留めて首に指が2本程度入るサイズがいいですね。初めてだと少しきつく感じるでしょう。ネクタイの長さは先端がベルトの上部に当たる程度が標準です、長くても短くてもいけません。長いときは後ろを長くしてパンツに入れましょう。

素材(fabric)

日本は四季の美しい国。スーツの素材も、その季節に合う素材があります。次の一覧表を見てまねてみてください。服には必ず素材表示が付いていますから、わからなかったら確認しましょう。

カラー(color)

初心者が最も悩むのが、シャツとネクタイとスーツのコーディネーションであるVゾーンです。です。しかし、Vゾーンのコーディネートには「正解」があるので、それをまねすればOKです。方程式と一緒で、法則を覚えればいいのです。今までみなさんは教科書を手にしてなかったから、正解を求められなかったのです。でももう安心ですね。

スーツの基本色はネイビーとグレーです。ワイシャツは白かブルーをベースにしたもの。ネクタイはボルドー、ネイビー、グレー、ブラウンをベースに、柄は無地、水玉、小紋 、レジメンタルストライプ、細かいチェック、ニットタイから選んだら、どれを合わせても外れません。

色にはそれぞれイメージがあり、以下が一例となります。

レッド: やる気や情熱

ネイビー: 信頼や知的

グレー: 慎重や大人っぽさ

ピンク: 優しさやゆとり

プラウン: 堅実や落ち着き

これらのイメージをうまく活かしながら、自分に合うカラーを選びましょう。

1/2ページ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事