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理想の医師ってどんな人? SNSで聞いたら理想と現実かけ離れていた!

3/22(金) 7:03配信

BuzzFeed Japan

医師の過重労働を見直す厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」もいよいよ佳境に入っています。

残業の上限時間などについてまだ激しい議論が重ねられていますが、これから医師の働き方に大きな変化があるのは間違いないです。

ところで、一般の人はそれほど関心がなさそうな医師の働き方。

そもそも、患者としては、どんな働き方をしている医師に診てもらいたいと願っているのでしょう。そして、どんな医師が理想なのでしょうか?

SNSでアンケートを取りました。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

「疲れ過ぎていない」「自身の心と体を大切にしていること」

まず、働き方としては、やはり働き過ぎて疲れていない医師を求める声がほとんどでした。

「きちんとおやすみして元気な先生に診ていただきたいです。目の下にクマ(リラックマならいいけど)つくって咳き込みながら診察されても『寄るなあ!』と暴れたくなります」

「適切に休み自身の心と体を大切にしていること」

「元気な先生だと、こちらも話したり聞いたりしようと思うけど、疲れが見えると遠慮してしまう。だから、いい体調で仕事をしていただきたい」

「その医師に困っていることを伝えれば、いろいろさささーっとすすめてくれる人。疲れていたら共感や他者との折衝・調整といったエネルギーがいることは難しいでしょうから、疲れていない、気力・体力ともに余力がある医師が理想です」

「医師だって生身の人間だから、適正な勤務時間・勤務体制が必要」

元看護師の方で、周囲に過労死した医師や看護師がいるという人は、体験に基づくこんな切実な言葉を寄せてくださいました。

「寝食、休憩が十分取れていて、仕事の拘束時間が健康を害しない程度の労働環境。それならばミスも少なくなるはずだし、精神的に余裕を持って治療に当たれるのではないかと思います」

この方は、整形外科病棟に勤務した経験があるそうですが、このような経験談を明かして下さいました。

「整形外科病棟勤務のときの先生方が大変そうで倒れてしまうのではないかと心配でした。
朝一で病棟回診、外来、予定手術、術後病棟で書類書き。手術できる病院が他に無い地方の拠点病院で、スキースノボ外傷、交通外傷も診ていたので外来15時過ぎ終了から菓子パン食べて手術入ったりでした」

「夜間にも整形外科対応案件で呼び出しもあったりしていたので、できるだけ先生方の仕事を増やさず、急なコールはできるだけ避けられるように、スタッフ一同で協力していました。ほかの病院に行かれた後で亡くなった先生もいましたので、医師の労働環境の改善はぜひ早急に行ってほしいです」

医師の半数近くは睡眠が足りておらず、日本医師会の勤務医1万人アンケートによれば、「抑うつ中等度以上」が6.5%、「自殺や死を毎週または毎日考える」が3.6%もいる異常な状況です。

もう少しで事故につながる「ヒヤリ・ハット」を経験したことのある医師も76.9%もいます。現在の日本の医師の働き方は、患者の理想から程遠い状況です。

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最終更新:3/22(金) 7:03
BuzzFeed Japan

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