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35歳でステージ4の胆管がんと告げられた男性 「つながりは生きるチカラになる」立ち上げた活動

3/22(金) 13:00配信

MBSニュース

4年前に「ステージ4の胆管がん」と告知された39歳の男性。当時35歳で幼稚園に通う子どもがいた男性は、「キャンサーペアレンツ」という子どものいるがん患者の交流団体を立ち上げました。スローガンは「つながりは生きるチカラになる」。MBSでは1年半前にこの男性を取材しましたが、その後の活動について話を聞きました。

ステージ4の胆管がん 治療や仕事は

子どもがいるがん患者の交流団体「キャンサーペアレンツ」の代表の西口洋平さん(39)。ステージ4の胆管がんを患っています。西口さんががんと告知されたのは4年前、35歳の時でした。医者からは5年生きることはないと思うと告げられたそうです。

すぐに手術を受けましたが、お腹を切ってみると腹膜やリンパ節にも転移していることがわかり、がんを取り除くことはできませんでした。前回の取材から1年半。

Q.西口さんの体調は?
「前回(2017年7月)から体調は変わってないですが治療が、変わりました。効くと言われている薬がもうないので、治験に入っていま飲み薬に変わったんですね。定期的に検査をするんですけど、いまの状態が続くのであればいいなと」(西口洋平さん)

西口さんが勤務するのは東京に本社を置く、就職や転職の情報サービス会社「エン・ジャパン」。体調に合わせて週に2日か3日働いています。

「いろんな人たちと関わりながら仕事ができるというのはありがたい。周りの人たちも病気だけれども普通に働けるんだ、というを理解してもらえるきっかけになると思います」(西口洋平さん)

「キャンサーペアレンツ」会員数は3200人を超える

そんな西口さんの生きる希望のひとつが、現在小学4年の一人娘・倖さん(10)の存在です。

「小学校を卒業して中学どうするという話が出てくる。あと2年…制服ってどんなだろう、興味はありますよね。見たいですよね」(西口洋平さん)

倖さんに自分らしい何かを残せないか。そう考えた西口さんは、子育てをしながら闘病するがん患者が交流する団体「キャンサーペアレンツ」を2016年にたった一人で立ち上げました。子どもに病気のことを伝えた方がいいのか、伝えるとしてどう言えばいいのか…。同じ悩みを抱えた親同士が、自らの葛藤を吐き出します。活動開始から3年。会員数は3200人を超えました。

「僕らのスローガンは『つながりは生きるチカラになる』。なかには患者さんが、がんと言われた瞬間に『死ぬかもしれないどうしよう』、仕事を辞めたり家族にも自分の気持ちが言えない。すごく孤独感に駆られるわけですけど、そこで他人とつながること、社会とつながっていくことによって、支えられる環境ができるわけですよね。最終的には本人の『もっと生きよう』『治療に前向きに取り組もう』ということにつながっていく」(西口洋平さん)

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最終更新:3/22(金) 13:00
MBSニュース

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