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洗濯の真実。液体洗剤と粉洗剤、どちらが汚れに効果的?

3/22(金) 22:24配信

ELLE ONLINE

白さを求めるなら、液体よりも粉洗剤!

スーパーやドラッグストアで洗剤を買うとき、ただ漠然と選んでいる人も多いのでは? 実は同じブランドの粉洗剤と液体洗剤でもその効果は異なるそう。

「粉洗剤はアルカリ性で、液体洗剤は中性。アルカリ性は皮脂や食べこぼしなどのたんぱく質系の汚れを落とすのに効果的で、しかも量を入れれば入れるほど洗浄力がアップします。ただし、その分しっかりとすすがないと、生地に洗剤が残ってしまい肌に悪影響を及ぼしてしまう可能性も。また粉砕するコストがかかるので、価格も割高になってしまいます」

一方、中性の液体洗剤は、洗浄力は粉洗剤に劣るものの、衣類にやさしいという特徴が。「水に溶けやすいうえ、すすぎも少なくて済み、洗濯事故も少ないというメリットも。ただし、洗剤を水に浸透させ、乳化させる働きをもつ合成界面活性剤が大量に入っているので、その毒性が体に悪影響を及ぼしたり、下水処理でも分解・除去ができないので環境破壊にもつながってしまいます。また、液体洗剤はどんなにたくさん入れても、洗浄力は一定で変わりません。ちなみに洗剤は合成界面活性剤ですが、石けんは脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどを使用した天然界面活性剤。アレルギーの人や赤ちゃんの洗濯には、洗剤よりも石けんを選んだほうが安心です」

結論としては、すすぎをしっかり行えば粉洗剤のほうが汚れには効果的。また、体への影響を考えると、合成洗剤よりも石けんのほうがおすすめ。ただ何となく…ではなく、目的に応じて洗剤も使い分けてこそ、真のファッショニスタ!

■話を聞いた人

永井良房さん
石油系有機溶剤を一切使用しない、水洗いクリーニング専門のクリーニング店「Licue(リクエ)」の責任者。クリーニング業界約30年のベテランで、高知県に本山を構えるシミ抜きの流派「不入流(いらずりゅう)」に学ぶシミ抜きやテーラードプレスのプロフェッショナル。アパレルブランドや芸能界からの支持も厚く、全国各地でさまざまな講演を行う。

最終更新:3/22(金) 22:24
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