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独立して株式会社を作ってみた。コストと時間と手間はどのぐらいかかったか

3/23(土) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2018年12月1日にFacebookでこんな投稿をしました。

「今までフルタイムで働いていたのですが、週に1回勤務に変更したので、平日かなり時間ができる予定です。何か面白い話があればメッセージ下さい」

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それから3カ月。この投稿がきっかけで仕事の話がいくつか来たのです。上場企業を含む大きな会社からの仕事の打診もありました。

実際に取引がスタートした際に、個人事業主よりも法人(例えば株式会社)の方が取引しやすいのでは?と考えたことと、会社設立にはどんなステップが必要なのか知ってみたいという知的好奇心がムクムク湧いてきました。

そこで自分で株式会社を作ってみることにしました。

会社は1円でできる?

株式会社は「1円」でもできると聞いたこともあったので、簡単なのだろうと想像していたのですが、結論からいうと、かなり簡単です。しかも役所の人たちはかなり親切。しかし、当然ながら、「1円」ではできませんでした。

まず何をしてよいかも分からないので、「会社設立」で検索しました。私が検索した結果では、「広告」が4つほど並び、その見出しは「どこよりも安く」「16万円」という値段についてと、「最短1週間」「最短1日」という期間についての言葉が並びます。

広告の後には、会社設立のノウハウ記事と、freeeの「必要な書類を0円で」「書類作成代行5900円~」「実績1万3000社」という内容が並びます。

その後は、融資、補助金についての記事です。

これらをざっと見ただけで、「いくつかの書類を作る必要があること」「書類のフォーマットだけだと0円で作る方法があること」「その書類作成を代行してくれる会社があること」。加えて「手続きに16万円以上かかること」が分かります。

きっと書かれていないお金も必要なはずです。かなり悩んだのですが、初めてのことを学ぶ勉強代だと思い「株式会社を作る」ことにしました。

会社名、事業内容などを決めておく

名前を知っていたので、「会社設立freee」という無料アプリを使うことにしました。

まず設立する会社情報を「入力」します。これは会社登記に必要な情報です。「会社名」「会社住所」「代表取締役」「取締役」を入力します。

会社設立の前から、会社名は悩んでいました。最終的には「株式会社中尾マネジメント研究所」としました。メモを見返すと社名候補として「遊学働研究所」「PLW研究所」「中尾隆一郎マネジメント」「中尾隆一郎マネジメント研究所」などを考えていました。

続いて「事業内容」を入力します。自由記述もできるのですが、選択肢の方が楽ちんです。「資本金」「取締役会設置の有無」「取締役の任期」「公告の方法」「連絡先」を入力します。この「資本金」が1円からでもOKなのです。

今後の運営を省力化したいので「取締役会」は設置せず、「取締役の任期」も最長の10年を選択しました。「公告の方法」は、「電子定款」を選択。紙を選択すると4万円の印紙代がいるそうです。これで4万円のコスト削減です。

ここで初めて会社設立freeeが販促活動を始めます。この手続きを「5000円」で代行するというのです。ただし会計freeeの年間契約をすると5000円が無料に。何か会計アプリを使う予定でしたので、申し込みました。

続いて「会社の印鑑」の準備をしてくださいと出ます。確かに必要です。うちでも作れますよと販促してきます。販促が上手です。入力した「社名」など確実に連携が取れるので、これも購入しました。1万3000円くらいで、3つの印鑑を作ってくれました。

ここまで事前に入力内容を決めておけば、1時間もかかりません。これで大半の必要書類と手続きに必要な印鑑証明の数などが分かります。かなり便利です。

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