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ポイントは“立証”と“心証”…ピエール瀧容疑者「20代の頃から」薬物の常習性、量刑への影響は

3/23(土) 6:52配信

関西テレビ

コカインを使用した疑いで逮捕された、ピエール瀧こと瀧正則容疑者(51)。麻薬取締部に対し、驚きの供述をしました。

<瀧容疑者の供述>
「20代の頃からコカインや大麻を使っていた」

 1989年、「電気グルーヴ」のメンバーとしてデビューし、近年では、映画やドラマなどで俳優として幅広く活躍。長年にわたり、薬物に手を染めていたのでしょうか。

 この件について街の人は…?

男性:
「あの演技が薬物を使っての演技なのかなって。芸としても素の状態で極めてほしかったなっていうのがありますね」

Q.20年以上前から使用していたら罪の重さが変わると思いますか?

女性:
「一緒じゃないかな…。使用の量とか期間とかで罰する法律あるのかなって思っちゃいます」

別の男性:
「テレビを見ている人を裏切っている期間が長いというのがあるので、僕は重くなると思いますけどね」

さらに別の男性:
「常習性とか言うじゃないですか、裁判の時って。でも長さは『使っている』って言っていても証明するものはないですもんね」

 常習的に違法薬物を使っていた場合、罪の重さにどのような影響があるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。

菊地弁護士:
「常習性は量刑に影響しますが、立証は困難かと思われます。やはり違法行為ですから、それだけ長い期間やっていたということになると、その違法の評価が大きくなるんですね。だからどうしても量刑に影響を与えて、刑は重めになる可能性はあると思います。

 インタビューにお答えいただいた方が『証明が難しいのではないか』とおっしゃっていましたが、確かに今回、瀧容疑者が捕まったのは、その前の日か何かに使った形跡があったのではないかと。ところが常習ということで、じゃあ10年前は?20代の頃に使っていたという証明は?となると、それはなかなか難しいんですね。ですから、裁判官の心証というところでちょっと影響があるのではないかと思われます」

Q.厳密に、何年使っていたから何年懲役が…ということが決まっているわけでは?

菊地弁護士:
「そうではないんです。普通に使っていたら懲役何年ですよ、常習者は何年ですよという“刑の段階”はないですね。一律最高7年で、この範囲内で決まります」

Q.今回の瀧容疑者について、量刑はどのようになると考えますか?

菊地弁護士:
「総合的に判断して、懲役2年執行猶予3年くらいになるのではないかと見ています。もし常習性がなければ1年半くらいなのかもしれませんが、長い期間使っているというのを考えて2年程度と。そして、いきなり刑務所ではなくて執行猶予ということで3年くらい“謹慎期間”かなと、そんな風に予想しています」


(関西テレビ3月20日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

最終更新:3/23(土) 6:52
関西テレビ

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