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こんな患者さん大歓迎! 医療者の本気を引き出す患者の特徴とは?

3/23(土) 11:30配信

BuzzFeed Japan

医師の働き方改革の議論がいよいよ3月28日にまとまる見込みで、働き過ぎている医師の労働環境が見直されようとしています。

それと表裏の関係で、患者がどのようなかかり方をしたら、医療や医師の健康を守ることができるのか、「上手な医療のかかり方」も議論されました。

自己犠牲的な働きでギリギリ踏ん張っている医師や医療者にとって、どんな患者さんだったら、働きがいがあるものなのでしょうか? 

SNSで理想の患者像について、本音を聞いてみました。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

「おとなしい患者」がいい患者ではない

お医者さんや医療者の言うことに、「はい、はい」とおとなしく従うのがいい患者さん?

医療を受ける側としては、医療者にそんなことを期待されているのではないかと誤解しがちなのですが、回答はむしろ真逆なのに驚きました。

「こちらをプロとして考えて(信頼して)下さった上で、自分も主体的に関わり一緒に病気・健康と向き合おうと思って下さる方」(大学病院勤務医)

「自分の治療に自身が向き合っている、前向きである人。具体的なニーズ(本人がよくなってこうなりたい)をもっている人。家族も本人に寄り添っていること」(作業療法士)

「診察と関係ない話を始めて遮りにくいとか、何のために受診したのかご自身でもわかってない、という方はとても困ります。 意思表示をきちんとできる人。例えば何か検査をお勧めした時に、受けるか受けないか自分で決められない、という方もとても困ります」(中規模病院勤務医)

「困るのは、『あなたが良くしてくれるんでしょ』と受動的すぎる患者さん。または、治療には主体的でも、主治医やその他の専門職の言うことより、根拠のない治療や独自のやり方に固執してしまう方」(管理栄養士)

自身も乳がんを経験したことがある栃木県立がんセンター看護師の高田芳枝さんは、こんな理想の患者像を書いてきてくださいました。

「看護師としての専門性を発揮させてくれる、引き出してくれる患者。一緒に考えさせてくれる患者」

「 誰かの助けを借りながらでも自分の気持ちや、自分がどうしたいのか、どう生活したいのかを伝えようとする、伝えられる患者 。その患者との関わりが楽しく、関わりが終わっても、なにかにつけて思い出すことがある患者」

優等生の患者さんを求めているのかというと、そういうわけでもなさそうです。医療者の前ではなかなか自分の考えを伝えられないという患者さんをサポートするのも専門職である医療者の仕事だからです。

「患者さんやご家族が医療の知識を持っているかは無関係です。わからない人ならばわかるように看護師の私が伝えればよいからです。医師とのコミュニケーションがうまく取れなくても、関係性を改善できるように関わります。病状や治療の説明は私が間に入って医師の言葉を患者の言葉に翻訳します」

「看護師としての専門性を発揮できて、それによって患者さんの何かが少し良い方向に向かうことが双方で実感でき、それを一緒に喜べること、その患者との関わりが自分の次のステップに繋がるといいですね」

主体的に治療に参加していて、治療のためにご自身の情報を積極的に伝えてくれ、医療者から専門性を引き出してくれる患者がやりがいを刺激するようです。

こういう回答を読むと、さすが専門職だなと、思いますね。

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最終更新:3/23(土) 11:40
BuzzFeed Japan

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