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多彩な女優ヘイリー・スタインフェルド 将来は「監督もやってみたい」

3/23(土) 9:00配信

クランクイン!

 ハリウッド屈指の大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作は、シリーズはじまりの物語。“ドジだけど優しい”バンブルビーと、心に傷を抱えた少女の出会いと友情、そして戦いが描かれる。主演は子役からキャリアをスタートし、モデル、シンガーとしても華々しい活躍をしているヘイリー・スタインフェルド。こじらせティーンの主人公と彼女自身の共通点や、アクションシーンに挑戦した感想を聞いた。

【写真】ヘイリー・スタインフェルド、『バンブルビー』インタビューフォト


 2010年の映画『トゥルー・グリット』に出演し、わずか14歳でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヘイリーは、その後シンガーやモデルとしても大活躍。今やティーン憧れの存在だ。そんな彼女が本作で演じたチャーリーは、最愛の父の死から立ち直れず、鬱屈とした生活を送るティーンエイジャー。その役どころについて「全く共感出来ない役を演じるのは不可能だと思う」と話すヘイリー。これまでもティーンの難しい心情を演じて評価を受けてきた彼女は、チャーリーにも共感できるところがあると話す。「周囲が自分のことをちゃんと見てくれていない、聞いてくれていないと彼女は感じている。それは、この年代ならではの感情だと思う」と分析。「私自身そんな思いをしたし、いまだにそう感じたりもする。その思いは、もしかしたら一生終わらないのかもしれないけれど、その感情はとても共感できる」と胸の内を明かす。

 本作は、アクションシーンも大きな見どころで、作品後半は怒涛のアクションの連続だ。トランスフォームする直前に、走行中のバンブルビーから飛び降りるシーンでは、スムーズにいくよう何度も撮影が行われたという。「うまくドアが開かなかったり、私の片ひじだけが出たりと、危ない状態になったりしたわ(笑)」と愉快そうに振り返る。飛び降りた後に、彼女が隠れたゴミ箱が吹き飛ばされるシーンでは、「ゴミ箱から転がり出る正しいやり方があるなんて知らなかった」と笑って告白。苦労の甲斐あり、迫力のシーンに仕上がった。

 また、映画のクライマックスでは、高いクレーンに上るシーンにも挑戦。「私は肉体的に大変なことに挑戦するのが好き。自分の心地よいところから抜け出して、シーンのために準備をしたり鍛えたりすることが好きなの」とヘイリー。「エンディングは楽しく撮影できた」と明るく胸を張る。


 ヘイリーはシンガーとして、本作ではエンディングテーマも担当。「詞としても音としても映画を代表する曲になるよう心掛けた」という。その上で、「私のファンにも楽しんでもらえるように、現代っぽさも出したかった」とのこと。楽曲は複数のバージョンが製作され、作品の中では80’sらしさを押し出したサウンドのバージョンを使用。サウンドトラックやストリーミングで聴けるものは、80’sらしさを抑えたバージョンとなっている。

 売れっ子のヘイリーは、Appleのテレビシリーズ『Dickinson(原題)』の撮影を終えたところ。「(出演とともに)エグゼクティブプロデューサーの仕事をしたけど、すごくワクワクする体験だったわ。すべてをまとめていくという作業だった」と興奮を隠さない。「監督もぜひやってみたいと思っているし、音楽も作り続けたいし書き続けたい。幸運にもさまざまなことに挑戦できる立場なので、たくさんのことに挑戦してみたいと思っています」と意欲を見せる。これからの活躍がますます楽しみだ。(取材・文・写真:寺井多恵)

 映画『バンブルビー』は公開中。

最終更新:3/23(土) 9:00
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