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三井物産子会社テキサス石油化学施設での火災、健康被害広がる

3/23(土) 14:36配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米テキサス州ヒューストン郊外に三井物産子会社のインターコンチネンタル・ターミナルズ(ITC)が所有する石油化学施設で17日発生した大規模火災でベンゼンが漏れ出し、吐き気や頭痛などの症状を訴えた約700人が治療を求めた。救急車で病院の緊急治療室に運び込まれたケースもある。

健康被害は22日時点で、工業施設が集積するディアパークとITCの石油化学施設に近いコミュニティーに広がり、臨時の診察施設が設けられた。ハリス郡の公共衛生責任者によれば、病院に搬送された患者15人は深刻な呼吸困難に陥っている。

ヒューストン中心部から約20マイル(約32キロメートル)離れたディアパークの診療施設で治療を要請した人々など、把握できている被害者数は限定的で、ヒューストン都市圏全体でのはっきりした健康被害者数は地元当局から出されていない。

テキサス州のパクストン司法長官は大気汚染防止法にITCが違反したとして提訴。米化学物質安全性委員会(CSB)は21日遅く、数日間に及んだ今回の火災について調査すると発表した。発がん性があるとされるベンゼンが放出されたことで、地元当局を支援するため州兵も派遣され、退避の呼び掛けや道路閉鎖を進めている。

原題:Houston Suburb Sees Wave of Sickness as Disaster Intensifies(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Joe Carroll, Rachel Adams-Heard

最終更新:3/23(土) 14:36
Bloomberg

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