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ライダー平均年齢52歳、ターゲットは中高年 東京モーターサイクルショー

3/24(日) 7:07配信

47NEWS

 川崎重工業(以下カワサキ)は2017年12月、往年の名バイク「Z1」をイメージした新型バイク「Z900RS」を発売し大人気に。昨年、本田技研(以下ホンダ)やヤマハ発動機を抑え、カワサキを小型二輪車販売台数トップに押し上げる牽引車となった。Z1はカワサキが1970年代に販売した排気量900ccのバイクで、当時としては最新型のDOHCエンジンを搭載。その斬新なスタイルと高性能が人気を呼んだ。現在も旧車として程度のいいものは300万円以上で取引されるなどマニアの間では絶大な人気を保っている。 

 マフラーなどオートバイパーツを製造販売しているヨシムラジャパンも新型カタナの人気を見越して早速、リプレイスマフラーなどの開発に着手。ショーのブースでも同社のパーツを装着した新型を展示し多くの来場者の関心を集めた。国内第1営業課長の細谷竜介さんは「新型の発表直後から海外も含めて多くの問い合わせをいただいた」とライダーの関心の高さを指摘したが、購入者は「40~50代が多数になるだろう」と予測する。 

▽高価でも 

 もう一つのトレンドはメーカーが、販売価格に糸目をつけず性能を追求したバイクを開発・販売していることだ。以前であれば開発費に見合う販売数を達成できるのを考え慎重だったメーカーの姿勢も、実際に販売すれば瞬く間に完売してしまう現実を前に積極的になっている。ここでも、購入の中心となっているのは懐に余裕のある中高年層だ。 

 カワサキは6月1日に発売予定の「ニンジャ H2 カーボン」をショーに出品した。スーパーチャージャーでエンジンを過給し、過給機の改良で最高出力は従来型の205馬力から一気に231馬力に。カーボン外装をまとい最新鋭の電子制御を装備、最高速340キロ近くの究極のバイクだが価格は356万4000円。高価ながら「当初販売分の受注は昨年12月から今年1月の受付期間で埋まった」(カワサキモータースジャパン広報グループ主任赤地佑介さん)というが、やはり発注したのは40~50代が中心だという。 

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最終更新:3/25(月) 20:28
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