ここから本文です

同人誌の執筆者は全員親族 “一族4世代”で作られた『一族本』が唯一無二のインパクト

3/24(日) 12:00配信

ねとらぼ

 春。初々しい緑が顔を出す季節ですね。小さな芽がすくすく伸びてやがて葉を広げ、大木へと育つ……今回はそんな壮大さすら感じる大作同人誌をご紹介します。

【画像】『一族本』の中身(7枚)

今回紹介する同人誌

『一族本』A5 156ページ 表紙箔押し・本文モノクロ
作者:高世えり子 他17人

一族4世代、総勢18人参加。執筆者全員親戚です

 こちらのご本、手に持つと確かな重みの分厚さが。しかし稀有(けう)なのはその厚さだけでなく、この同人誌は総勢18人の寄稿によって作られ、その皆さまが全員ご親戚という一族をあげて作られた同人誌という点なのです。

 「同人誌を作りたいという輩が集まったら全員親族だった4世代血縁者アンソロジー」と銘打たれた通り、下は生後6カ月のマサキンくんから92歳のヤエおばあちゃんまで、すばらしい幅広さの参加者によって156ページものご本が出来上がりました。「良かったらアンソロにゲストして~!」とお願いするお相手がおばあちゃまだなんて、なんてすばらしい環境なのでしょうか。この上さらにご一族の皆さま、オタクでありながら今回不参加という人もまだ数名控えていらっしゃるのがすごいです。

マンガ、小説、イラスト……最年少は手形で参加の自由っぷり

 集われた皆さまの原稿は多種多様! 「みんな好きなもの、書きたいものを書きました」という自由さがあふれます。

 もともと大学の漫研メンバーでコミックマーケット第3回から参加されたり、プロとしても経歴のある同人誌活動ベテランさんたちがお父さんお母さんとなりマンガや小説、エッセイを書き、その子どもさんたちはイラスト、エッセイマンガやゲーム批評、ゲームブック方式の物語など多彩な創作で参加。さらにその次の世代は今しか描けない! という線が魅力を増す作品がご本を彩ります。

 中には今までオタク的活動をしてこなかったママが、娘さんのためだけに描いた魔法少女のイラストという愛情あふれるレア作品も! 本来であればご家族しか見ることができないであろう作品をわれわれ読者に見せてもらえるなんて、こんな機会ほかにないのでは!?

1/2ページ

最終更新:3/24(日) 12:00
ねとらぼ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事