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ブサイク芸人殿堂入り・アインシュタイン稲田から学ぶ“鈍感力” 「コンプレックスではなく『個性』だと思っていた」

3/24(日) 8:40配信

オリコン

 今年1月12日に放送された『人志松本のすべらない話』にて、自身の容姿が呼び寄せた悲しくも可笑しいエピソードを披露し、見事MVSに輝いたお笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹。よしもとが毎年行う「ブサイク芸人ランキング」では3年連続1位となり、圧倒的な強さで殿堂入り。ベテラン芸人・今くるよをして、その姿に「よしもとの宝」とうならせ、周囲の芸人から「ブサイク芸人の歴史を終わせる」と形容されるほどの顔面のインパクトを持つ男だ。昨年にはドラマ「ちょうどいいブスのススメ」が、タイトルが乱暴だと炎上した出来事があるなど、容姿にまつわる話題がセンシティブになっている中、鮮やかにネタに昇華し続ける稲田から「前向きにいられる」理由を探った。

【写真】“吉本の宝”とまで称される顔面偏差値! 振り向きざまにキザなポーズを決める稲田

■知らない子どもから「あいつ見たことある!」と言われた少年時代

 1984年12月28日、大阪府四條畷市に生まれた稲田。幼いころから周囲よりも少しだけ“あごがしゃくれて”いたが、容姿について話題にされることは少なかったという。

「周りが僕の顔をいじったりせず、優しい人ばかりだったから、自分がそれほど個性的だと思うこともありませんでした。性格もぜんぜん曲がらずに成長できて」

 ただ、今思うと本人が「あれ?」と感じた忘れられないエピソードがある。

「お母さんと一緒にお出かけしてて、電車の中で学区も違う全く知らない男の子から『あいつ見たことある!』って言われたことがあるんですよ。そのときは『なんでやろ』って感じでしたが、今思うと、一度見たら忘れられない珍しい顔だったんでしょうね。知らない人から顔を指されることは子供のころからちょいちょいありました」

■ヘアスタイルを奇抜にしたら教師に「いじめられた」と心配される

 性格はおとなしく、少年時代は穏やかな日々を過ごしていた稲田。しかし、高校2年の終わりごろに転機が訪れる。当時、FUJIWARAや2丁拳銃が出演していたバラエティ番組『吉本超合金』が流行っており、“お笑いのノリ”に憧れを抱くようになった。それと同時に、ちょっとやんちゃな友人たちと仲良くなり、「ボケ」「ツッコミ」や「調子乗り」を繰り広げるようになったそうだ。

「ある日、『みんないじってくるやろうな~』とワクワクしながら、頭のてっぺんだけ髪を残したヘアスタイルで登校したことがあったんですよ。案の定生活指導室に呼び出されて、『めっちゃ怒られるんやろな』と思ったら、先生が真剣な顔をして『ノーと言えるようにならないといけないよ』って諭してきて(笑)。必死に『自分でやったんですよ』って信じてもらえず、先生からしたら僕のような子がそういうことをすることが受け入れられなかったんでしょうね」

 停学処分になってもおかしくないようなことをしてきたが、その見た目や性格から「稲田はほかの生徒からやらされている可能性がある」という教師たちの見解により、咎められることがなかった。

「青春の1ページとして停学処分になることに対してちょっと憧れもあったんですよ。僕は怒られたいのに、なんで大人はこんなにも僕を守るんだろうと不思議でしたね」

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最終更新:3/26(火) 8:25
オリコン

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