ここから本文です

路上の靴磨き職人から頂点に「技術や美しい所作を知ってほしい」

3/24(日) 14:30配信

MBSニュース

MBSが去年取材した京都の繁華街で靴磨きをしていた大学4年生の男性。男性は卒業後に大阪にある靴磨き専門店に就職し、さらなる飛躍を遂げていました。

路上の靴磨きをしていた男性はいま

去年2月、京都の繁華街・四条烏丸の路上で底冷えの夜、小さな椅子に座り靴を磨く青年がいました。

(寺島さん)「これは履かれる頻度は高いですか?」
(女性客)「わりと多いです。履きやすさと色。この色が便利なので」
(寺島さん)「グレー便利ですもんね」

靴磨きをしていた寺島直希さん(24)は当時、大学4年生でした。寺島さんはお客さんと靴の手入れの方法や世間話を楽しみながら、ピカピカに仕上げていました。1年が経ち、西靖アナウンサーが寺島さんを再び訪ねました。

寺島さんは去年4月、大学卒業をして西日本では数少ない大阪の靴磨き専門店「THE WAY THINGS GO」に就職していました。社会人1年目から「路上」時代に培った技術をかわれて、お店を任されています。

Q.いまはどういうポジション?
「今年、東京の方にお店(支店)ができたんですけど、僕が大阪のお店のストアマネジャー(店長)をさせていただいています。ランクアップしたじゃないですけど、自分の中で責任感を持ちながらできるように、やるようにしてきた」(寺島直希さん)

寺島さんには早くも「後輩」ができました。8歳年上の細見大輔さん(32)です。細見さんは寺島さんの「路上」時代のお客さんで、いまは共に働いています。

Q.路上でやっているときの寺島さんの印象は?
「さわやか。気さくに僕が質問することに答えていただいて、毎回行く度に新しい発見がある。道具の特徴を熟知している。適切な使い方を実践できるところはすごいなと思います」(細見大輔さん)

美しい靴磨きの「技術」

その技術とは。まずブラシをかけて靴についた汚れを落とし、リムーバーで表面に残っている古いワックスをとって下準備をします。そして、新しいクリームとワックスを指で塗っていきます。ポイントは、塗る場所によって指の力加減を変え、靴に立体感が出るようにすることです。最後は軽く水を含ませた布で磨き、艶を引き出します。

「僕たち職人のなかでも磨き方は常に研究しながらなので、何がベストなのか考えながらやっていく」(寺島直希さん)

1/2ページ

最終更新:3/26(火) 13:42
MBSニュース

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事