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高速バス、2019年春の新路線【西日本編】 廃止路線も復活、背景に何が?

3/24(日) 14:24配信

乗りものニュース

「夜行だけ」だったバス会社が初の昼行便、行先は?

 2019年春、全国で高速バスの新路線が誕生。今回は西日本(愛知県、岐阜県含む)で3月から4月にかけて新設されるおもな路線を、運行開始済みのものも含めて紹介します。

【時刻表】新設される各路線、発着時刻は?

「VIPライナー」名古屋~高山便

・運行会社:平成エンタープライズ
・運行開始日:2019年3月1日(金)
・区間:名古屋地区(金山正木、金山駅北口、名古屋VIPラウンジ)~郡上八幡城下町プラザ~高山
・便数:1往復
・所要時間:3時間35分~3時間40分
・大人片道運賃:2000~2200円(日によって異なる)

 関東から中部、関西にかけて運行されている平成エンタープライズの「VIPライナー」で初となる昼行便。朝の名古屋発と夕方の高山発、各1便の運行です。

 同路線は名鉄バスとジェイアール東海バス、濃飛バス(濃飛乗合自動車)が運行する名古屋~郡上八幡・高山線「ひだ高山号」とほぼ並行。岐阜県の山間部に位置する郡上八幡や高山といった都市は、古い街並みなどが残り、インバウンド(訪日観光客)にも人気の観光地。名鉄バス側も2018年12月から2019年3月末まで1日12往復を15往復まで増便するなど、高速バスの需要が高まっています。

柳川、阿蘇…九州の観光地へ新路線

 九州でも、外国人に人気の観光地へ新路線が開設されます。

福岡空港~大牟田・荒尾線の「西鉄柳川駅」系統

・運行会社:西鉄バス大牟田
・運行開始日:2019年3月23日(土)
・区間:福岡空港~高速基山~西鉄柳川駅~大牟田駅前~西鉄大牟田営業所
・運行本数:2往復
・所要時間:約1時間(福岡空港国際線~西鉄柳川駅)
・大人片道運賃:福岡空港~西鉄柳川駅間1600円

 福岡空港と福岡県大牟田市、熊本県荒尾市を結ぶ路線に、西鉄柳川駅経由の新ルートが開設されます。運河に沿って古い町並みが残り、昔ながらの和船による「川下り」も楽しめる柳川市は近年、急速に観光客が増加しており、2017年には約142万人が訪問。うち2割近くを外国人観光客が占めます。

福岡・福岡空港~阿蘇線「ASOエクスプレス」

・運行会社:西日本鉄道、九州産交バス
・運行開始日:2019年4月1日(月)
・区間:西鉄天神高速バスターミナル(BT)~博多BT~福岡空港国際線~高速基山~阿蘇地区(主要ホテルや阿蘇駅前、内牧温泉など)
・運行本数:3往復
・所要時間:約2時間35分(福岡空港国際線~阿蘇駅前)
・大人片道運賃:3300円(WEB割2980)

 福岡市中心部や福岡空港と、阿蘇地区を直通する新路線。増加するインバウンド需要への対応が背景にあります。九州産交バスではさらに同日、熊本~阿蘇線1往復も新設。これにより熊本市街と阿蘇のあいだで運行されるバスは12往復になるほか、豊肥本線の阿蘇駅と阿蘇山ロープウェーの阿蘇山西駅を結ぶ「阿蘇火口線」も1往復増便し7往復に。福岡と阿蘇、熊本と阿蘇といった広域の移動手段、阿蘇地区内の移動手段ともに強化されます。

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