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子どもが「発達障害」かも…どう対応すれば?

3/24(日) 19:13配信

TOKYO FM+

秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。3月23日(土)の放送では、厚生労働省 障害児・発達障害者支援室 発達障害対策専門官の加藤永歳さんに、「発達障害」をテーマに話を伺いました。

【写真を見る】パーソナリティの秋元才加(左)とJOY

発達障害とは、生まれつきの脳機能の偏りによる障害のこと。その特性から、日常生活のいろいろな場面で生きづらさを感じることがありますが、それも生まれながらの個性の1つと考えることもできると、加藤さんは言います。

なぜ脳機能に障害が出るのか、その原因はわかっていないとか。なかには成長していく過程で、その人の行動や特性と、生活環境との関係のなかで、徐々に発達障害だとわかるケースもあるそうです。
そのため、子育てをしていて、自分の子どもの様子が周りと違うことに悩んだり、周りの人に「しつけが悪い」などと誤解され、自分を責めてしまったりする保護者もいるとか。

発達障害の主な特性には、自閉症、アスペルガー症候群や、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害、そのほか吃音症、トゥレット症候群などがあります。
それぞれの特性が少しずつ重なり合っている場合が多いそうで、「どんな特性で日常生活に生きづらさを感じているのか、把握することが非常に重要」と話します。

例えば、対人コミュニケーションが独特で、一方的に話し続けてしまったり、多くの物事に注意が向いてしまい、授業や仕事などに集中できなかったりするケースがあります。ほかにも、何度注意されても忘れ物や遅刻を繰り返してしまう、考えるより先に衝動的に動いてしまう、読み書きが極端に苦手で、書類に自分の名前などを書くことができない、などのケースもあるそうです。

一方で、1つのことに集中できる能力が高かったり、誰もが驚くような記憶力や計算力などを発揮したりする例もあるとか。家族や周りの人たちから、苦手な部分のサポートを受けながら、自分の得意な分野を活かし、活躍している人はたくさんいると加藤さん。とはいえ、脳の機能障害である発達障害は、外見上での判断はしづらいとも言います。

なかには、すべての音が同じレベルで耳から入ってきてつらい、洋服の襟元のタグがチクチクし過ぎて痛い、照明の光が眩しくてつらいなど、音や光、刺激などに敏感で、多くの人があまり感じないことを苦痛に感じる人もいるそうです。
そのため、「どんなことが困る原因になり得るのかを知ることが、サポートの一歩につながる。また、発達障害そのものへの理解も大切」と言います。

発達障害の可能性のある子どもの育児に悩んでいる場合、保育所・幼稚園の先生などの身近な人、専門の相談機関「発達障害者支援センター」などに、まず相談してみることを勧める加藤さん。
「早い段階から家族や周りの人が気づいて理解し、サポートすることで、より良く子育てできる工夫が見つかったり、得意な力を伸ばすための環境を整えたりすることができると思う」と続けます。

最後に、「発達障害は、その人が持って生まれた個性の1つ。もし身近で発達障害の特性を持つ方が困っていたら、どんなことで困っているのか、どんなふうに配慮すれば暮らしやすくなるのかなど、考えていただきたい」と呼びかけました。

秋元は「意外と身近にたくさんいるのかもしれない。個性の1つと認めて、一人ひとりが工夫や配慮をすることが大事」とコメント。JOYは「発達障害をネガティブに捉える人がいるかもしれないけど、そうじゃない。すごい才能を持っている人がたくさんいるし、長所をどんどん伸ばしてあげることも大切」と話していました。

(TOKYO FM「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」2019年3月23日(土)放送より)

最終更新:3/24(日) 19:13
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