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<話題>日経平均が25日移動平均線を堅持する中、需給の改善が進む

3/25(月) 8:31配信

モーニングスター

 18-22日の週、印象的だったのは、22日のマーケット。米国株高を受けて日経平均株価は104円高の2万1713円で高寄りしたが、尻すぼみの展開。前場終盤に前日比66円安の2万1542円まで値を下げ、その後はマイナス圏の推移。ただ、大引けは18円高の2万1627円と、かろうじてプラスに浮上した。

 この値動きだけを見ていると、寄り付き天井で荷もたれ感が漂うが、東証1部における値上がり銘柄数は1392と全体の65.0%に上り、むしろ堅調な相場付き。そして、これを支えたのが需給と思われる。

 19日引け後に東京証券取引所が発表した15日申込み現在(2市場合計)の信用残高(金額ベース)によると、「買い残」が前週末比499億円減、「売り残」が同437億円増で、信用倍率は2.59倍と、前週末の2.78倍から大きく低下。15日の日経平均株価は前週末比425円高となっており、逆張り傾向が2週ぶりに復活した。

 一方、22日引け後に東証が発表した3月第2週(11-15日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)で、「海外投資家」は5062億円の売り越し。前週の5689億円に続き高水準の売り越しを記録したが、それを吸収しての日経平均425円高。そして、この週の176円高。

 ここで、日銀のETF(指数連動型上場投資信託)買い入れに目をやると、3月の、20日までの累計買付け額は2976億円。これにより、保有残高が年間約6兆円ペースで増加するよう買い入れ枠を増額した16年8月からの累計は約15兆9000億円と、予算枠の16兆円を下回っている。日経平均が25日移動平均線を堅持する中、25-29日の週も堅調な相場展開が続けば、余裕を持って新年度を迎えることができそうだ。

(モーニングスター 3月22日配信記事)

最終更新:3/25(月) 8:31
モーニングスター

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