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スズキ スペーシア ギアはデザイン、走り、価格も納得の強くオススメできる大衆実用車

3/25(月) 7:19配信

carview!

大のオトナも満足できる内装の仕立てに感嘆

走り出す前には必然的に「車の外観が視界に入る→車内に乗り込むとインテリアが目に入る」という流れになるので、内外装デザインにもいちおう触れておきたい。

結論から申し上げると大変素晴らしい。

スペーシア ギアの写真を見た段階ですでに素敵だとは思ったものの、「実物はガキっぽいデザインおよび質感だったらどうしよう……」との不安もあった。だがリアルのスペーシア ギアの内外装はまったくのノープロブレムだった。

軽自動車ゆえさすがに高級感みたいなものはない。しかし大のオトナが乗ってもまったく恥ずかしくはない質感およびデザインではあるのだ。

特に内装は、速度メーターの意匠こそ個人的には少々ダサい(安っぽい)と感じたが、その他の部分はかなり今っぽい仕立てである。「……スズキのデザインセンターは知らない間にパリか北欧にでも移転したのだろうか?」と思ってしまうほどだ。そして樹脂部分の見た目も安っぽくない。軽自動車ゆえ実際は安い素材を使っているのだと思うが、ぜんぜんそうは見えないのである。

まあデザインに対する印象は人それぞれなので、結論は各自で出していただくほかない。だが少なくとも言えるのは、「写真を見て期待していた人が現車を見てガッカリすることはないでしょう」ということだ。

では走ってみよう。まずは近所の幹線道路から。

N-BOXに匹敵するような安定っぷりと快適さ

3気筒のターボエンジンはなかなかパワフル&トルクフルで、軽自動車でしばしば感じるかったるさはほぼ皆無。むしろ「……けっこう速い」とすら思う。

ただしなかなかスポーティなエンジンだけあって、普通ぐらいの速度であってもエンジン音はそこそこうるさい。だがそれもあまり気にならないのが、人生の不思議というか自動車の不思議である。

スペーシア ギアの場合はなぜ「うるせえなあ……」とは感じないのか、考えてみた。

確かなことはわからないが、おそらくは「エンジン音の出方とパワー&トルクの出方がちゃんと連動していて、ついでに車体の動き(揺れとか傾きとか)ともしっかりリンクしている。要は“すべてが自然”であるため、まるで雨の音や子供たちの元気な声が(昼間)聞こえてくるときのように、気にならないのではないか」という結論になった。

いずれにせよ幹線道路をごく普通のペースで走っているだけでも気持ちいい、なかなか良き軽自動車である。

「同一条件下で繰り返し実験し、記録する」という科学的な検証をしたわけではないので断言はできないが、シャシーの安定っぷりと快適さについても、クラスNo.1とされるホンダN-BOXに匹敵しているのではないかと思われた。

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最終更新:3/25(月) 7:19
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