ここから本文です

「セットのPWは10番アイアン化している」ウェッジデザインのカリスマ、ボブ・ボーケイ氏に聞いた賢いウェッジの選び方

3/25(月) 6:31配信

みんなのゴルフダイジェスト

ウェッジショットはスコアメークの要と言われるが、どんなウェッジを選べばいいのか? そこで、来日していたタイトリストのマスタークラフトマン、ボブ・ボーケイ氏を直撃した。

ツアー選手がアイアンのPWではなく、ウェッジの48°を入れるのはなぜ?

賢いウェッジ選びについて聞くと、ボブ・ボーケイ氏は「スコアメークのことを第一に考えるならば、まずウェッジを決めて欲しい。それを中心にクラブセットを決めていくべきです」と切り出した。

なぜなら、必ずしもパーオンをすることができないゴルフの場合、グリーンを外した後のアプローチでいかにカップに近づけることができるか。それが1パット、つまりパーで切り抜けられるかどうかの生命線になるからである。そのことは現在の米男子ツアーのウェッジ選択のトレンドをみればよくわかるという。

「現在多くのトッププレーヤーがアイアンのPWではなく、ウェッジシリーズの46~50度のロフトをバッグに入れています。その数は年々増え続けており、ボーケイウェッジを使うプレーヤーの67%が、すでにアイアンのPWではなく、ウェッジのPW相当のロフトをチョイスしています」(ボーケイ氏)

その理由はもちろん、PWは飛ばしてナンボのクラブではなく、ピンポイントを狙うクラブであるからだという。

「何をもってピッチング“ウェッジ”というかになりますが、個人的には単にロフトが48度前後になっていればいい、ということではないと思っています。意図してスピンコントロールすることができ、狙った方向、距離に安定して止めることができる。それができて初めてPWだといえるからです。

現在、アイアンは総じてロフトが立ってきていますし、その結果、セットのPWは10番アイアンともいうべきものになっている気がします。見てわかるようにそれらの多くはウェッジのプロファイル(形状)とは違う、アイアンの流れに沿ったものです。

しかし、同じロフトであってもウェッジシリーズのクラブは、グルーブ(溝)も安定してスピンコントロールするために考え抜かれた専用のものになっています。プロファイルもリーディングエッジの丸みも、コントロールショットしやすい特別な設計になっているのです。狙う、という役割を考えれば、どちらが適しているのか、自ずと答えは決まってくると思います」(ボーケイ氏)

1/3ページ

最終更新:3/25(月) 11:20
みんなのゴルフダイジェスト

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事