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2つの誤算から見るプロ野球開幕

3/25(月) 19:00配信

ベースボールキング

白球つれづれ2019~第12回・誤算から見る“やぶにらみ開幕”~

 巨人の監督に復帰した原辰徳が就任早々、名言(迷言?)を発している。

「チームを作る上では足し算もあれば、引き算もある」

 広島から丸佳浩、西武から炭谷銀仁朗をFAで獲得した際に、人的補償として長野久義と内海哲也を放出せざるを得なかった台所事情を表現したものだ。たとえ、チーム生え抜きの幹部候補生でも改革のためには大きな決断をする。その答えは秋に出る。

 プロ野球はいよいよ29日にセ・パ同時開幕する。この時期になると評論家による順位予想が恒例。だが、この予想、ほとんど外れるケースが多い。ひとつはオープン戦で元気のいいチームに目が奪われること。さらに評論家の元所属したチームへの配慮や地域への思いやりも働く。そこに、シーズン中の故障などで戦力バランスが崩れていくチームもある。

 ちなみに、最近5年間のオープン戦首位チームとシーズンの結果を見ても2015年のソフトバンクがリーグ優勝した以外は、すべてV逸で17年のロッテに至っては春先の勢いは消えて最下位に終わっている。さて、今年の首位は広島で決まったが、シーズンの結末はいかに?

今年のプロ野球は混戦に!?

 長いペナントレースを見渡した時、各チームともに2つの誤算がある。文字通りに故障などで戦列離脱を余儀なくされる「誤算」と、新たな戦力としてチームの底上げが期待できる「うれしい誤算」だ。この観点から見ていくと、今年は史上まれに見る混戦が予想される。

 まず、セ・パ共に評論家諸氏が優勝もしくは上位に予想するチームについてチェックしたい。

 セ・リーグから見ていくと、V4の呼び声が高い広島は、エースのK・ジョンソンがコンディション不良で最後のオープン戦先発を回避するなど先行きが不透明。さらに自慢の打線も丸の抜けた3番を、あれこれテストしたが、結果は出ていない。この数年、不安材料を抱えながら代役が出てくるのがこのチームの強みだが、気になる誤算でもある。

 対抗馬と呼ばれている原・巨人では、C・ビヤヌエバとR・クックの新外国人の評価が低い。特に新守護神と期待するクックにはライバル球団のスコアラーから「クイックができないから、走りやすそう」と重大欠陥まで指摘される有様。近年の野球はセットアッパーと抑えから逆算して投手陣の編成をするのが常識。このあたりが解決できないと、今年も接戦に弱い部分は解消できないだろう。

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最終更新:3/25(月) 19:00
ベースボールキング

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