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アップル新時代幕開け、25日に新サービス発表

3/25(月) 14:23配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は25日にカリフォルニア州クパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターでステージに立ち、同社の新たな時代の到来を告げる。

クック氏は、アップルが目指すデジタル・サービス・プロバイダーへのシフトで柱となる動画ストリーミングとニュース配信の定額利用サービスを発表する見込み。また毎月定額のゲームサービスも明らかにする可能性がある。一方、ハードウエア製品の新たなバージョン発表は行われない公算が大きい。

共同創業者だったジョブズ氏が2011年に死去して以降、アップルを率いてきたクックCEOにとっては、特に大きな挑戦となる。クック氏がこれまで専門としてきたのはハードウエアのサプライチェーンで、「iPhone(アイフォーン)」向けの部品提供に熱心なアジアのメーカーを束ねてきた。しかし、新たなパートナーとなるハリウッドの映画制作会社や映画スター、新聞社、雑誌出版社などは大手テクノロジー企業との提携により慎重であり、アップルが競合していくネットフリックスやアマゾン・ドット・コムなどと提携済みのところもある。

ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダン・アイブス氏は「これはアップルにとって極めて重要なシフトであり、戦略的に2007年のアイフォーン発表以来の大きな動きだとわれわれはみている」と説明。「ストリーミングするコンテンツが成長の要になるが、クック氏とアップルにはサービスに関して期待に添えるかどうか大きな圧力がかかっている」と指摘した。

アップルのハードウエアの3本柱であるスマートフォンとパソコン(PC)、タブレットの各市場は低迷している。同社は成長を続けるため、「アップル・ミュージック」の定額制サービスや「アイクラウド」のストレージサービス、「アップルケア」の保証サービスといった既存の機器オーナー向けサービスの売り上げを伸ばそうとしてきた。

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最終更新:3/25(月) 14:23
Bloomberg

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