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ラグジュアリーホテル「ロースウッド香港」開業 豪華絢爛、地元文化への敬意も

3/26(火) 1:14配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 ローズウッドホテルズ&リゾーツの26番目のホテル「ローズウッド香港」が3月17日、ビクトリアハーバー沿いの商業地区ビクトリアドックサイドの中心部に開業した。同ホテルは、世界で評価されているアーティストによる傑作を数多く展示するほか、地元の食材と職人が作り出すフードやドリンクを提供するなど、ローズウッドグループ特有のコンセプトの下で運営される。(香港経済新聞)

客室の8割以上はハーバービュー

 コーン・ペダーソン・フォックス社設計による65階建ての印象的な外観と対照的に、中に入ると美しく手入れされた芝生、緑豊かな庭園とビクトリアハーバーの景色を望むテラスがある。ソールスベリー通りから石畳が敷き詰められ、特大の盆栽や青々としたトピアリーや、ハーバーに面している前庭の背景も特徴。加えて英国の彫刻家ヘンリー・ムーアによるブロンズ彫刻や、中庭には中世の彫刻の傑作「スリーピース・リクライニング・フィギュア」を備える。

 2階のホテル入り口はブロンズのファサードに囲まれ、フロントレセプションでは大きな窓から観賞用の盆栽を通してハーバーを見渡すことができる。アーチ型の石灰岩の壁と大理石の床が重厚感と優雅さを演出。ゲストロビーはオーク材の寄せ木細工の天井パネル、ココナツの木の柱などを使い、館内にある貴重な芸術作品には、英国のヘンリー・ムーア、ダミアン・ハースト、中国のワン・キーピング、香港のウィルソン・シェイなどの作品がある。

 客室の8割以上はハーバービューで、残りの客室からはライオンロックと九龍ピーク方面の山々を見ることができる。24階から上の客室の各フロアには広々としたサロンがあり、香港の歴史を反映したテーマごとのオブジェやビンテージの収集品を飾り、ゲストは部屋以外のこの場所でお茶やカクテルを飲みながら、読書をしたり、くつろいだりすることができる。全322室の客室は53平方メートル(570平方フィート)~。同ホテルは、香港で最多のスイートの数と最高級のスイートを保有するが、92平方メートル(990平方フィート)~の91のスイートは、エグゼクティブラウンジへのアクセス、パーソナルバトラーサービス、ピローケース、上質なローブの提供などの特別サービスが含まれる。
 
 8つのダイニングはそれぞれ独特の特徴があり、クリエーティブ要素を組み込み、「コンテンポラリーな感覚から生み出されたものが多い」という。「ホルツカフェ」は、伝統的な香港のローカルレストラン「茶餐廳」の食文化をはじめ、広東料理からインターナショナルなメニューまで幅広く取りそろえている。中華料理「レガシーハウス」では、同地に名を残す創業家チェンさんの人生に敬意を表し、そのルーツである順徳の伝統に基づいた風味を現代風に仕上げた順徳料理を提供する。ほかにも、葉巻とシグニチャードリンクを提供する男性向きの「ダークサイドバー」、朝食、アフタヌンティー、タパスなど軽めのメニューを提供する「バタフライルーム」、ケーキやチョコレートを販売する「バタフライパティスリー」など、幅の広いメニューとシチューションに対応する。

 同ホテルがそびえ立つ場所は1910年に旧ホルツ埠頭としてその歴史をスタートさせ、その後1980年代に香港の近代化への移行と地域のビジネス拠点としての地位を確立し、香港のライフスタイルの流行の中心地となったニューワールドセンターを中心に発展したエリア。ニューワールドセンターは、ローズウッドホテルグループの最高責任者であるソニア・チェンさんの祖父チェン・ユートンと父ヘンリー・チェンによって創設された。「香港がビジネスと金融の中心地から真の世界文化の中心地になりつつある今、私は街の豊かな歴史を紹介するだけでなく、その輝かしい未来を反映する象徴的な財産を創りたいと思った」とソニア・チェンさんは話す。「ニューワールドセンターは私の祖父により、時代の先端を行き、活気にあふれ、人々が集い、人生の節目を祝う場所、香港への究極の贈り物として考え出された。ローズウッド香港がこの遺産をさらに進化させ、私の祖父と父が愛してやまない香港の都市計画についてのビジョンの集大成としての役割を果たせるよう願っている」と加え開業にあたりコメントしている。

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