ここから本文です

聖火リレーまで1年 広野のNPO垂れ幕作製

3/26(火) 9:33配信

福島民報

 Jヴィレッジ(楢葉・広野町)から出発する二〇二〇年東京五輪聖火リレーまで二十六日であと一年に迫り、県民の関心が徐々に高まるとともに盛り上げに向けた動きが出てきた。県内では聖火リレーを記念した垂れ幕の作製や、関連イベントの準備が進む。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から十年目に迎える本番。関係者は「復興に向かって歩む福島の今を世界に発信してほしい」と願っている。

 聖火リレー誘致に取り組んできたNPO法人ハッピーロードネット(広野町)の西本由美子理事長(65)は、Jヴィレッジ出発を盛り上げるため、縦二・五メートル、横一・五メートルの垂れ幕を作った。垂れ幕には「聖火リレーのコンセプト『希望の道を、つなごう。』の気持ちを胸に走り続ける」と記し、自らの活動に重ね合わせた。NPO法人の活動で活用する予定で、「復興に向かう浜通りの姿を世界の人に見てほしい」と一年後の本番を思い描いている。

 二〇一三(平成二十五)年一月、高校生らと六号国道沿いに桜の植樹活動を始めた。東京五輪開催が決まると、自分たちが植えた桜の下で聖火リレーを見たいとの声が高校生から上がった。関係省庁に要望活動を始め、二〇一六年には双葉高、双葉翔陽高の生徒とともに首相官邸で安倍首相に直接訴えた。

 植樹した桜は一万本を超えた。沿道のごみ拾いと草刈り活動も続ける。「地域を元気にしようと頑張ってきた子どもたちに、ぜひ聖火リレーを走ってほしい」と願う。

最終更新:3/26(火) 9:33
福島民報

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事