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<センバツ>「剛」と「柔」使い分け ピンチの直球に力強さ 広陵・河野

3/26(火) 19:56配信

センバツLIVE!

 ◇第91回選抜高校野球 ○広陵2―0八戸学院光星●(26日・甲子園)

 広陵のエース河野にとって2点リードの八回に最大のピンチが訪れた。味方の連続失策もあって2死二、三塁。打席には「最も警戒していた」という八戸学院光星の3番・武岡を迎えた。

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 広陵バッテリーの狙いは決まっていた。「一番自信のある内角の真っすぐで打ち取ろう」。外角球を2球続けて追い込むと、さらに外のボール球を見せる。そして、最後は141キロの内角直球で狙い通りに詰まらせて遊飛に仕留めた。武岡は「荒れているイメージがあったが、まとまっていた」と振り返った。

 中盤から変化球主体の配球に切り替えたことが奏功した。一回に自己最速を2キロ更新する150キロをスコアボードに掲示した。四回までは球威で押して6奪三振。その後は完投を優先し、余力を残していたため、正念場でも直球に力強さがあった。本人も「中盤以降に打たせて取れたのが良かった。投げ切るために力を使い分けた」と納得顔だ。

 夏の甲子園優勝経験はないものの、春では3度の頂点に立っている広陵。6年ぶりに帰ってきたセンバツの舞台で、エースが散発3安打完封し、昨秋の地区大会覇者同士の対決を制した。時代の節目となる今大会、「剛」と「柔」を併せ持つ右腕が「春の広陵」と呼ばれるゆえんを示す。【長宗拓弥】

最終更新:3/26(火) 20:10
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