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守護神返り咲きならず 阪神・藤川が意外な本音を激白

3/26(火) 17:10配信

東スポWeb

 阪神の守護神問題がひとまず落ち着いた。開幕を目前に控えた25日、矢野燿大監督(50)が指名したのは日米通算227セーブを誇り、抑え再転向に燃えていた大本命の藤川球児(38)…ではなく、昨季32セーブのラファエル・ドリス(31)。調子優先など総合的な理由で決まった。もちろん藤川もこのままでは終われない。本人に胸中を聞くと“意外”な答えが返ってきた。

 これまで守護神問題について「まだ言う時期ではない」とダンマリを決め込んできた指揮官がついに決断した。「抑えはドリス。あまり重く思わなくてもいい。目の前の打者を一生懸命抑えてくれる姿勢を見せてくれたらいい」と明言した。ドリスはオープン戦5試合に登板し、計5イニングを無失点。対して藤川は6試合で計6イニングを6失点だった。

 一方で、矢野監督は藤川へのフォローも忘れなかった。「球児は経験もあるし、抑えが一番似合うのは分かっている。去年は中盤以降、すごく状態も上がってきた。別にドリスと決めたからといって、1年それでいくかもしれないし、または球児(の状態)が上がってきて代わりにハマればというのもある」と言い、「球児が9回に出てスタンドからフラッシュを浴びて、鳥肌が立つような…と(投球を)受けていた俺が知っている。シーズンは長いし、球児が抑えに帰ってくる可能性は十二分にある」とも付け加えた。

 そんな“裁定”を藤川はどう思っているのか。本人に直接聞いてみると意外や意外…「矢野監督からは(経緯を)ちゃんと聞いています。全然、大丈夫ですよ。残念だとかどうとか全く思ってないし、状態がいいヤツがやればいい。むしろ今の自分では良かったかなとは思っている。シーズンは開幕だけじゃないし、夏場あたりから本領発揮するのがあるべき姿。振り返ってみたらクローザーだったということを証明して見せますから大スポ(東スポ)も心配しないでください」と平然としたものだ。

 さらにこうも続けた。「(オープン戦は)確かにまだ本調子までいっていない部分はあるけど、打たれているのは抑えにいってない投球をわざと試みているから。抑えにいってやられたらアレですけど、そうじゃない。今回打たれたのは全部真っすぐ。後はしっかり変化球で封じているのも自分が開幕に向けていろいろやろうとしていることなんです」

 強がりを言っているわけではない。藤川の言い分には根拠がある。「だいたい自分は筋金入りのスロースターター。毎年始まりはボコボコで去年の今ごろも悪かった。これは高校の時からで、センバツにも出れなかったし、プロでもWBCでも結果を出せなかった(笑い)。でも、毎年周囲から『力が落ちてきた』とか言われ続けて、その度に覆してきたと思っている。だから、今はまだやれることをやって、必ず“その日”がくるようにする」

 逆襲予告までしてみせた藤川のこれからに、こうご期待だ。

最終更新:3/26(火) 17:35
東スポWeb

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