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【ドバイターフ】アーモンドアイに強力武器 ルメール&国枝調教師自信の根拠

3/26(火) 21:43配信

東スポWeb

 日本で春のGI第2弾第63回大阪杯(31日)が行われる前夜、アラブ首長国連邦(UAE)では華やかなドバイ国際諸競走(現地30日=ドバイワールドカップデー)が開催される。今年は10頭の日本馬が6レースに参戦するが、文句なしのエース格がドバイターフ(芝1800メートル)に出走するアーモンドアイ(牝4・国枝)だ。昨年は牝馬3冠達成後のジャパンCを2分20秒6の世界レコードでV。今秋は凱旋門賞をターゲットにしている“怪物牝馬”に主戦クリストフ・ルメール(39)、そして管理する国枝栄調教師(63)は揺るぎない自信を持っている。

 日本最強馬から世界最強馬へ――。今秋に日本馬初の凱旋門賞制覇を狙うアーモンドアイにとって、今後試されていくのが海外遠征への耐性。つまりドバイターフは乗り越えるべき最初の壁となる。馬はもちろん、国枝厩舎にとっても初のドバイ遠征は、現地の暑い気候やナイター競馬への対応さえも問われる舞台。世界レコードでJCを制した身体能力は怪物級だが、牝馬の一般的に繊細とされる精神面は果たしてどうなのか? 同馬はすでに他の9頭とともに21日、ドバイのメイダン競馬場に入厩している。そんなポイントを問われ、主戦ルメールが出した答えは次なるものだった。

「彼女は自分のやるべきことが分かっている。だからいつも自信に満ちており、頭がすごくいいからどこに行っても慣れるだろう。海外は初めてでもきっとリラックスしていると思うよ。ドバイはファーストステップ。いい結果を出して凱旋門賞へ行きたいね。今年は世界で彼女のポテンシャルを見せたいから」

 主戦騎手に「プロフェッショナル」とまで言わしめるメンタリティー。実はそれこそがフィジカル以上にアーモンドアイの武器かもしれない。実はそう思わせる出来事が出国前にもあった。

「あれは同厩馬と一緒に初めて検疫厩舎に行った時のこと。牡馬のキングスヴァリュー(牡4、1000万下)がビクビクしながら消毒液のプールに入ったのに対して、プール経験さえないアーモンドアイは逆に平気な顔で抜けてきた。改めてすごい馬だと思ったよ。この馬に乗ってルメールが文句を言ったことがないのは、おそらく抜群の安心感がそこにあるからだろうな」

 こう語る国枝調教師も心情は同じだ。アーモンドアイなら世界のどこへ行っても大丈夫――陣営はそんな絶対的な信頼感に満ちている。

 この一戦には前哨戦の位置付けにあるGIジェベルハッタ(メイダン芝1800メートル)を大外から突き抜けて快勝した地元UAE馬ドリームキャッスル(セン5)、日本からは一昨年覇者ヴィブロス、ディアドラなどGI馬が参戦するが…。過去同様に初の海外も単なる通過点…そう思わせるだけの結果を十分期待できる態勢にある。

最終更新:3/26(火) 21:43
東スポWeb

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