ここから本文です

英国人有権者3人に1人「政治家よりAIに国の運営任せたい」

3/26(火) 16:25配信

The Telegraph

【記者:Harry de Quetteville】
 政府が下す重大な決定事項は政治家ではなく人工知能(AI)に任せたい――英国人有権者のうち、ほぼ3人に1人はこのように考えていることが、このほど行われた世論調査で明らかになった。

 調査は、スペインのマドリードにあるIE大学に拠点を置く調査・教育組織センター・フォー・ザ・ガバナンス・オブ・チェンジが、欧州全域で2500人以上を対象に行ったもの。その結果、英国人の約31%が、国の最高機関にAIのアルゴリズムを介入させて意思決定を下す是非について、一部または全面的に賛成だと回答した。

 生身の政治家の能力に対する懐疑心が最も強かったのはオランダで、重要な政治判断を行う際にはAIに介入してもらいたいと回答した人の割合は43%に上った。

 皮肉なことに、調査に回答した人のほとんどは、公私ともにテクノロジーからの影響には極めて悲観的であることが分かった。

 テクノロジーを今後10年でみると、最終的には利益より害の方が大きいと考える人は約70%に達した。また回答者の3分の2が、テクノロジーの規制は欧州連合(EU)の急務だと考え、同程度の人が、これからの人付き合いは、じかに会うよりバーチャルなやりとりが圧倒的に多くなるのではないかとの懸念を示した。

 調査に回答を寄せた人たちはまた、雇用についても不安を抱いていることが分かり、ロボットに仕事を奪われるのではと危惧する人の数は半数以上に上った。しかし政治家となると話は別で、有権者の多くは政治家がAIになることをむしろ歓迎しているようだ。【翻訳編集】AFPBB News

「テレグラフ」とは:
1855年に創刊された「デーリー・テレグラフ」は英国を代表する朝刊紙で、1994年にはそのオンライン版「テレグラフ」を立ち上げました。 「UK Consumer Website of the Year」、「Digital Publisher of the Year」、「National Newspaper of the Year」、「Columnist of the Year」など、多くの受賞歴があります。

最終更新:3/26(火) 16:26
The Telegraph

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事