ここから本文です

卒業後の選択肢…愛知県民の“親子あるある”『地元残るなら車買ってあげる』は今でもあるのか

3/26(火) 17:58配信

東海テレビ

まずは高校の卒業生に聞いてみた

 愛知県にかつてあった独特の“文化”…「地元に残るなら車買ってあげる」

 進路選択の前に、親子の間で交わされるというこの約束。果たして習慣として今でも残っているのでしょうか。

 ちょうど卒業式という名古屋市天白区の東海学園高校で、まずは卒業生に今後の進路を聞いてみました。

女子生徒:
「(卒業後も)県内です。(Q.県外にという思いは?)なかったです」

男子生徒:
「大学に行きます。スポーツをやるために。県内です」

別の女子生徒:
「バレーボールをそこの大学でやりたくて、それ優先で決めました。県外です。1人暮らし始めます」

別の男子生徒:
「県内です、地元の大学に進学します。県外行くとお金がかかるじゃないですか」

 中には県外という卒業生もいましたが、予想通り「愛知県内に残る」という声が多いようでした。

教頭:
「たぶん3分の2くらいは愛知県内に残るんじゃないかなと。昔とそんなに変わっていないと思います。感覚ですけどね」

数字が示す愛知県民の“地元志向”

 愛知県の高校生の県内進学率は71.2%と他の都道府県を引き離しダントツの1位!(出典:平成30年度都道府県別大学・短大進学状況)

 やはり卒業しても地元に残るというパターンは変わっていないようです。今の若者は、なぜ地元に残るのでしょうか?街の人に聞いてみると…。

男性:
「学校数も多いし、やっぱりトヨタとか大企業も多いので愛知県にとどまるのかなと」

女性:
「名古屋に住んでおけば、名古屋で全部できるし、別に出る必要ないかなって」

別の男性:
「ほどほどに都会で、ほどほどに住みやすい場所だからかなと思います」

 しかし、“かつての卒業生”たちからはこんな話が…。

中年男性:
「大学進学のときに、『車買ってやるから地元に残れ』って言われましたよ」

別の中年男性:
「高校卒業した時くらいに、周りの友達は買ってもらってた。自分が若いころは買ってもらうのは普通でしたね」

さらに別の中年男性:
「買ってもらったね。家が鉄工所やっていて、継ぐということで買ってもらったもんね」

『卒業後も地元に残る』という条件で、親が子供に車を買ってあげるという“東海地方ならでは”の事情。

 ところで、今の若者たちも親から車を買ってもらっているんでしょうか?

Q.親に車を買ってもらった人はいますか?
若い女性グループ:「いないです」

若い女性2人組:
「家の車を使ってる子が多い」
「自分で買ってる子もいます」

 そんな声がある一方で…。

若い男性:
「家にある車で練習した後、ある程度慣れてきたら買ってもらいます」

別の若い男性:
「今大学生で、『卒業したら買ってあげてもいいかな』って話してたんで、せっかくなら買ってもらおうかなって」

さらに別の若い男性:
「大学生の時に免許持った時点で親に買ってもらって、親がトヨタ自動車で働いてるとかいうパターンが多くて、『トヨタの車のお店で、割り引きで買った』とか、『親が』みたいな話はよく聞きます」

 と、車を親に買ってもらっている若者もやはりいるようです。

1/3ページ

最終更新:3/26(火) 17:58
東海テレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事