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【レオパレス問題 総まとめ】ガイアの夜明けで発覚した驚きの実態

3/26(火) 23:00配信

テレ東プラス

界壁の施工不良が発覚...レオパレスが会見で釈明

放送から約5ヵ月後となる2018年5月には、第2弾を放送。レオパレス物件の天井裏にカメラを入れ、遮音や延焼を防ぐための「界壁」が設置されていなかったことが明るみになった。ネット上に書き込まれていたレオパレス物件の音漏れの“都市伝説“は、入居者の命にもかかわる社会的な問題へと変わった。

界壁の施工不良は建築基準法違反に繋がる。それが発覚することを知ったレオパレスは、放送直前に緊急会見を開き、建築基準法違反の疑いとその施工管理責任については認めながらも、施工不良の原因を「現場の施工業者の誤解と認識不足によるもの」などと説明した。

問題発覚後もレオパレスの不誠実な対応

今年2月に放送された第3弾では、不良物件の調査・補修工事が遅々として進んでいない現状が明るみになった。レオパレスは全棟調査の実施を約束していたが、あるオーナーは、昨年5月の記者会見から数か月間も放置されたまま、物件の補修工事はおろか調査すら行なわれていなかった。そこでレオパレスに調査を依頼すると、界壁の不備が発覚。しかし、本社による「社内判定」で、それが「問題なし」に覆ってしまった。この対応にオーナーも行政も憤り、再調査の結果、改めて「界壁の不備」が確認された。こうしたずさんな調査の実態について深山社長に取材を申し込んでも、一貫して取材拒否が続いた。

放送の2日後、深山社長はようやく会見を開き、一連の問題について謝罪。問題発覚から実に9か月後のことだった。さらにそこでは、33都府県の1324棟で施工不良が見つかったこと、1万4443人の入居者に転居を求めることを発表した。

創業者が不正に関与? 衝撃的な調査報告

今年3月には、外部調査委員会による中間報告が公表された。これまでのレオパレスの説明を否定するだけでなく、一連の施工不良が創業者・深山祐助氏の指示によるもので意図して組織的に行なわれた、と指摘されている。

祐助氏は、深山英世社長の叔父にあたる人物で、1973年の創業から30年以上にわたってレオパレスのトップに君臨。同社のビジネスモデルを一から作り上げ、界壁がない不良物件「ゴールドネイル」も、祐助氏の社長時代に生み出された商品だ。2006年、祐助氏は入居者から共済金目的で集めた約48億円を私的に流用。これを理由に、レオパレスの社長を引責辞任した経緯がある。

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最終更新:3/26(火) 23:00
テレ東プラス

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