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キャラクターグッズばか売れ!アメリカで“大流行”のおばあちゃん

3/26(火) 20:07配信

dmenu映画

【町田雪のLA発★ハリウッド試写通信 ♯27】
「LA発★ハリウッド試写通信」では、ロサンゼルス在住のライターが、最新映画の見どころやハリウッド事情など、LAならではの様々な情報をお届けします。


今、ワンダー・ウーマンに次ぐ女性スーパーヒーロー、キャプテン・マーベルが世界中を席けんしているが、米映画界では昨年、もう1人の屈強な女性スーパーヒーローが話題となった。しかも、原作はコミックではなく、実在の人物。米国史上2人目の女性最高裁判所判事であり、今も現役85歳のルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)だ。

若者たちが熱狂し、ポップアート化され、人気コメディアンが物真似し、キャラクターグッズも大売れ。RBGとは何者なのか? そして、今のアメリカが彼女に夢中になるのはなぜなのか? RBGを題材とした2本の映画を紹介しながら、その魅力に迫りたい。

小さなおばあちゃん。でも実態は……

見た目は、小さな、かわいらしいおばあちゃん。そのRBGを一言で表現すると、「人類平等のために闘い続ける米法曹界の女性レジェンド」だろうか。女性は就職が難しい、1人ではクレジットカードが作れない、ホテルの予約もできない――。そんな男女差別が色濃く残っていた1970年代のアメリカで、女性弁護士として幾多もの訴訟に挑み、法改正や社会認識のチェンジに貢献してきた人物だ。

そんなRBGの経歴を駆け足で追ってみよう。

ニューヨーク・ブックリンの貧しいユダヤ系家庭に生まれた彼女は、1956年に名門ハーバード法科大学院に入学。当時の同院の男女比は、男性500人に対し、女性9人だったという。学生結婚した夫マーティンとともに、家事や幼い娘の育児を分担しつつ、学業に励み、首席で卒業。ところが、女性であることを理由に、ニューヨーク中の法律事務所のどこにも就職できなかった。そこで、大学で教鞭を振るうことにした彼女は、ある日、男女不平等に対する訴訟の弁護に取り組み、奇跡の勝利を収める。

その後も、数々の歴史的訴訟に挑み続けたルース。1993年に、クリントン元大統領から女性最高裁判所判事に任命され、85歳の今も現役で闘い続けている。

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最終更新:3/26(火) 20:07
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