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【全文】ウーマン村本「こんなややこしい者に関わってくれてありがとうございました」 3年間務めたAbemaPrimeレギュラーを卒業

3/27(水) 9:58配信

AbemaTIMES

 25日の放送回をもってAbemaTV『AbemaPrime』のMCを卒業したウーマンラッシュアワーの村本大輔。番組の最後に、番組スタート以来3年分の思いを込めて、10分間の独り語りを行った。

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 僕は全くニュースとか…「ニュース」という言い方したらダメなのかな。色々なものがあって、それを一言で「ニュース」といってしまうと、「ニュース」に関心があるということになってしまったら「こいつは何に関心があるんだ」ってことになるので難しいんですけど、『AbemaPrime』が始まって3年、僕はやらせていただきましたけど、一番変わったのは、僕が作り出す漫才の表現が明らかに変わりましたよね。

 まあもともと漫才ってのは「笑わしたい」というのはもちろんそうなんですけど、それよりも「言いたいことを言う」って決めてて。ちょっと昔の漫才は、大学の先生になってみたいとか、女子高の先生になってみたいというところから作り始めていたんですよね。自分の欲求と、言いたいことと。それがニュースに触れてしまって、知ってしまって、気づいてしまって。そっからもうなんというか、急に「漫才師」から「活動家」って言われたりして。他の芸人には「お前、おい辺野古ちゃん」って言われたりして。なんか色々変わってきたんですよね。

 で、相性の悪いSNSっていうのがあるんでね。酒を飲んだら普段から思ってる、溜まってることをぶわーって書いちゃって。SNSっつうのは、思ってることの、一番強い言葉をぽっと短く書くもんなんで、すごい暴力的な言葉になってしまって。それで色んな人と揉めたり。僕は吉本っていう会社の所属タレントとしているので、マネジャーとか社員さんにはすごい迷惑かけたと思うんですよ。で、この番組のおかげでアンチが増えましたよね。

 なんかこう、ちょっとでも僕が沖縄のことを書くと、今までだったらスルーされていたことが「すごく許せない」ということで会社とかに電話があって。吉本という会社もちゃんとした会社なんで、やはり1件、2件とかで、社員さんなんかが「沖縄の発言、あれはやめた方がいんじゃない」とか。毎回ですよね、スタッフさんも知ってますよね?番組終わった後、楽屋に毎回吉本の社員とか、偉い人が待ってて、そのまま取り調べみたいなの受けるでしょ?そうなんですよ。僕、最近吉本の社員のこと「公安」って呼んでるんですよ。治安維持法でね、ちょっと僕がつぶやいたらしょっぴかれて。この前なんか『ガキの使い』で「アウト!」っていう藤原さん、(よしもとクリエイティブ・エージェンシーの)社長ですよ、社長が楽屋に座ってるんですよ。アベプラが終わったら、「ちょっと来てください」って言われて、「こないだのツイッターの件やけども、これはどうにかならんか、百田さんや高須さんのこと」ということで、楽屋に3、40分も閉じ込められて、ずっと藤原さんに言われたんですよ。ホンマにあかん時は「アウト!って言わへんのや」っていうくらい(笑)。ほんとにもう、ずーっとね。とんとんと言われ続けるんですよ。僕も「あー、すみません、すみません、すみません」つってね。で、また書いちゃって言われて。

 だから本当に、まあ正直「タレント」という商品では無くなりましたよね。「活動家」というのかどうなのかわかりませんけれども、言いたいことは言わないとしょうがない。でも僕にはもちろん相方がいて、やっていかないといけない。“いけない“っていう言い方は相方に失礼だけど。アベプラが始まって、沖縄にも行って、色んなことに触れて発言して、『THE MANZAI』でちょっと政治的な漫才やったら、しっかりその色が付いて。

 こないだ別の番組のスタッフさんと飲みに行ったときも、「ちょっと色が付いてる。クイズ番組とかバラエティ番組出たとき、そういうこと言いそうな感じがするっていうのは、正直あんまりプラスじゃない」っていう話しなんかされたりして。僕も今さらそっちにでたいっていうわけでは全くないんですけど、変な正義感はないですけども、僕が守りたいものは言論の自由で、自分が思ったことははっきり言う、というのは大事にしたいんです。

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最終更新:3/27(水) 11:44
AbemaTIMES

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