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次回の第62回グラミー賞、作品の「提出締切」が1ヵ月早まることに

3/28(木) 7:10配信

bmr.jp

次回の第62回グラミー賞、作品の「提出締切」が1ヵ月早まることに

次回の第62回グラミー賞、作品の「提出締切」が1ヵ月早まることに

来年に授賞式が開催される次回のグラミー賞は、例年9月30日までとされている作品の「提出締切」が8月31日までと1ヵ月前倒しされることが明らかになった。

グラミー賞で作品を選考してもらうためには、アメリカ国内で発売されていることなど、いくつかの条件がある。そのうちのひとつが、対象期間とエントリー期限だ。通常は、前年10月1日から9月30日までに発売された作品を、9月30日までにNARAS (全米レコーディング芸術科学アカデミー)に提出する必要がある。たとえば今年2月に授賞式が開催された第61回グラミー賞にエントリーしたい場合、2017年10月1日から2018年9月30日までに発売された作品が対象となり、2018年9月30日までに提出することになる。

しかし、次回の第62回グラミー賞では、この対象期間とエントリー期限が1ヵ月前倒しとなり、2018年10月1日から2019年8月31日までに発売された作品が対象となり、2019年8月31日までに提出しなければならない。

グラミー賞のこの「締切」は、特にメジャー・レーベルにおいて発売スケジュールに影響を与えており、グラミー賞の選考にエントリーされるために9月中の発売を急ぐ例も少なくない。期限に間に合わなかった場合、次のグラミー賞授賞式まで1年以上間が空くことになり、プロモーション・スケジュールを変えざるを得なくなるからだ。ディアンジェロも2014年末に15年ぶり新作『Black Messiah』を発表した際、結局間に合わなかったものの、レーベル側からグラミー賞の提出に間に合うように期限を決められていたことを明かしていた。第62回グラミー賞では1ヵ月も期限が早まるということで、メジャー・レーベルの第2四半期の販売戦略に大きく影響を与えそうだ。

第62回グラミー賞で1ヵ月の前倒しとなったのは、来年2月に授賞式が開催される第92回アカデミー賞の影響によるもの。アカデミー賞は例年、2月の最終日曜日もしくは3月の第1日曜日に開催されるが、第92回アカデミー賞では2週間前倒しされ、2020年2月9日に開催される。しかしこれは、通常2月の第2日曜日に開催されるグラミー賞の授賞式と重なるため、第62回グラミー賞の授賞式も2週間前倒しとなり、2020年1月26日に開催されることに。この授賞式の開催の前倒しにより、対象期間とエントリー期限を1ヵ月早めることとなった。

グラミー賞の授賞式は過去に何度か前倒しされたことがあり、近年では2014年の第56回と2018年の第60回が冬季オリンピックと重なるのを避けるために開催が早められたが、この際は対象期間とエントリー期限に変更はなかった。「締切」が早められたのは2010年の第52回グラミー賞で、この時もバンクーバーオリンピックの影響で授賞式が1月開催に前倒しとなり、対象期間とエントリー期限が2009年8月31日までと早められた。これは1976年の第18回以降、初めて対象期間とエントリー期限が変更された例だった。

最終更新:3/28(木) 7:10
bmr.jp

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