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ヤンキース・田中4度目の開幕投手で初勝利

3/29(金) 9:15配信

スポーツ報知

 ヤンキースの田中将大投手(30)が28日(日本時間29日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われたオリオールズとの開幕戦に、日本人最多となる4度目の先発。5回2/3を投げて、6安打2失点(自責1)で、開幕戦初勝利を挙げた。

 2年ぶり開幕戦のマウンドに、スケールアップした田中が戻ってきた。6回2死二塁、白星の権利を手にマウンドを降りる田中を4万6928人が集まったスタジアムをスタンディングオベーションが包んだ。

 「ストライクを確実に取れるボールがない中で、難しさを感じながら投げていたけれど、しっかりカウントを整えながらゲームをつくることができた。チームが勝ってホッとしましたし、いい1日だったんじゃないでしょうか」

 初回にボイトの3ランで先制してもらうと、2回先頭のルイス、リカードから連続三振を奪ってメジャー通算800奪三振を達成。4回は失策絡みで1失点(自責0)、6回マンシーニの中越適時二塁打で2点目を失って、予定の球数85球が近づいて降板した。キャンプで取り組んだナックルカーブを打者6人の初球に使って5度ストライクを奪うなど、カウント優位に組み立てた。5回を終わって66球の省エネ投球には、明確な意図と安定感があった。

 「欲を言えば6回投げ切りたかった。正直なところ、やったーというのはないです。納得いかない部分は色々あるし、特別な感じではない」と、冷静に振り返る一方で、「2017年にあんなアップダウンの激しいシーズンを経て、開幕のマウンドに上がることができたことは誇りに思いたい。色々なことがあって、それを自分の糧としてやってきたからこそだと思う」と胸を張った。期待を背負って気合が空回りした2年前の教訓から大舞台で感情をコントロールする術を学んだ。「誰だって緊張する。ぼくだけじゃない。それを受け入れて、どうするかが大事。緊張している自分から目を背けていたら…。1つ成長した姿をみせられたと思う」。自然体で重圧を受け入れ、緊張感を集中力に変えた開幕戦。10年ぶりワールドシリーズ制覇を目指すチームの好発進を牽引し、“大舞台に強い田中”という名声は、更に高まった。

 (一村 順子通信員)

 

最終更新:3/29(金) 9:16
スポーツ報知

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