ここから本文です

UDトラックスの「上尾工場」がどんどんにスマートになる

3/29(金) 15:29配信

日刊工業新聞電子版

 UDトラックスは、年内にも主力の上尾工場(埼玉県上尾市)でIoT(モノのインターネット)を活用した生産効率化を推進する。スマートデバイスの導入を増やすほか、タブレット端末を使い設備の状況も随時確認できるようにする。センサーを運搬車両にも装備し製品の流れを可視化する。具体的な効率化の数値目標は出していないが、商用車生産の質を高め、省人化や労働負荷の軽減につなげる。

 UDトラックスは腕時計型端末や眼鏡型端末といったスマートデバイスの実証実験に取り組む。スマートウオッチは20―30個を使用し、作業時間の把握などに役立て、作業効率の改善につなげている。今後、導入個数を増やすことも視野に入れる。

 タブレットには設備の稼働に関する情報を登録し、作業者は設備の状況などをカメラで撮って送ることもできる。設備保全員らがそれを確認することで、故障時でも事前に部品を持参するなど迅速に対応できる。

 また、センサーを機械設備に装着し振動解析にも取り組む。機械の振動が大きくなるといった異常を事前に把握し、設備が大きな被害を受ける前に修繕対応する。

 工場内の運搬車両にセンサーをつけるほか、パレットに無線識別(RFID)タグを付けることを検討し、製品を運ぶ工場内ルートを分析し、最も効率的な経路をはじき出す。

 一連の取り組みを同社では「つながる上尾工場」として、商用車生産効率化を推進する。

最終更新:3/29(金) 15:29
日刊工業新聞電子版

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事