ここから本文です

箱根2区日本人最高記録保持者・塩尻が富士通入社 前保持者・三代直樹コーチ「いずれマラソンも」

4/1(月) 14:13配信

スポーツ報知

 16年リオ五輪陸上男子3000メートル障害代表の塩尻和也(4年)らは1日、富士通の入社式に出席した。2区日本人最高記録をマークした箱根駅伝から3か月。前記録保持者の三代直樹氏(42)が長距離コーチを務める強豪へ進み、今季は3000メートル障害で世界と戦う覚悟を明かした。

 スーツ姿で少し緊張した表情を見せた塩尻だったが、口調はしっかりしていた。「まずは3000メートル障害で世界陸上の標準記録(8分29秒00)を突破したい。アジア選手権(21~24日)とドーハ世界陸上でタイムと順位にこだわって、来年の東京五輪につなげたい」。今季は最も得意とする種目で世界と戦うつもりだ。

 母校・順大から富士通へは仲村明(現・順大コーチ)ら数多くの実力者が進み、結果を残してきた。「自分は自分で頑張らないといけないが、先輩方もいるので縁は感じている。心強い」。同大OBの三代コーチは「彼が(箱根2区日本人最高記録を)更新してくれて良かった。一見、速そうに見えない走りですが、腰の回旋や体の使い方は抜群。いずれはマラソンも挑戦できるでしょう」と太鼓判を押す。

 今秋以降は来季も見据えて、5000メートルや1万メートルにも取り組む予定。福嶋正監督(54)は「スピードの切れ味よりも、崩れない中間走が魅力。一番生かせるのは、1万メートルかもしれない。取り組みながら考えていきたい」と潜在能力の高さに目を細める。学生長距離界のエースから日本長距離界のエースへ。塩尻の新たな挑戦が始まる。

最終更新:4/17(水) 11:17
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

あわせて読みたい