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川内優輝、プロ初練習で迷子…アシックスとアドバイザリースタッフ契約

4/3(水) 6:12配信

スポーツ報知

 1日にプロ転向した元公務員ランナーの川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損害保険=が2日都内で、大手総合スポーツ用品メーカー「アシックス」とのアドバイザリースタッフ契約発表会見に出席した。

 学生時代から同社製のシューズを愛用してきたことに加え、数多くの海外マラソンのスポンサーを務めていることも魅力。今後も海外レースに積極的に出場する川内を支えるべく、世界各地で“チーム川内”が結成される。

 プロ初仕事は、笑顔が絶えなかった。アシックス社製の最新ウェアとシューズをまとって会見した川内は「長年愛用してきたことと、グローバルな活動が契約の決め手」と経緯を明かした。これまでは公務員という立場から、ほとんどのレースは緑と赤の“埼玉カラー”のジャージーやユニホームを使用。シューズも購入していたが「これからはいろいろなコーディネートが試せますね」と目を輝かせた。

 万全の環境が提供される。「積極的に海外レースに出場したいし、サポートしていただけるのはありがたい。より競技に集中できますから」。同社がスポンサーを務めるストックホルム(スウェーデン、6月)やゴールドコースト(オーストラリア、7月)、ケープタウン(南アフリカ、9月)などのマラソンに加え、それ以外の海外レースでも現地支社などがサポートする準備があるという。マネジメント会社に所属せずに海外転戦を行う川内を支えるべく、同社も全力を尽くす。

 1日にはプロ初練習として60キロ走を敢行し、ツイッターにも投稿した。「50キロ走るつもりでしたが、道に迷っちゃって…」。平日の午後3時。先月までなら仕事の真っ最中だが「本当にいろいろなことができるんだな、と実感した。講演会やイベントでマラソンの奥深さも伝えていきたい」としみじみ。6月から約2か月の北海道・釧路合宿も計画中で、新たな取り組みに次々と挑戦するつもりだ。

 15日には前回王者として臨むボストンマラソンが控え、ドーハ世界陸上(カタール、10月)のマラソン代表入りも有力だが「2時間7分台で走ること、そして21年ユージーン世界陸上(米国)が最大目標」と軸はブレない。さらに、現在はフルマラソン92回完走という記録も、今年中に100回に到達する見込み。「クリアできれば、名実ともに百戦錬磨のプロランナーと呼ばれますね」。夢へと走り続ける男の第2章が始まる。(太田 涼)

最終更新:4/4(木) 6:48
スポーツ報知

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