ここから本文です

文大統領「行き詰まった道なら突き抜け、存在しない道なら作って共に進む」

4/2(火) 7:54配信

ハンギョレ新聞

韓米首脳会談を10日後に控え朝米膠着状態の打開意志を表明 「朝米対話を早く蘇らせることが今回の訪米の目的」 自由韓国党などに対し「朝鮮半島平和の波を過去に戻そうとする試みは無責任」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が韓米首脳会談を10日後に控えた1日「私たちは決して過去に戻らないだろうし、戻ることもできない。行き詰まった道なら突き抜け、存在しない道なら作って共に進む」とし、膠着状態に陥った朝米非核化対話を再開させる強い意志を明らかにした。

 文大統領はこの日、大統領府で首席補佐官会議を主宰した席で「今回の訪米(現地時間10~11日)は、対話の動力を早い時期に蘇らせるための韓米間の努力として開かれる」としてこのように述べた。文大統領は11日に米ワシントンでドナルド・トランプ米大統領と7回目の韓米首脳会談を持つ。

 文大統領は「2回目の朝米首脳会談の合意不発により、朝鮮半島平和プロセスの進展に一時的な困難が生じたが、南北米はいずれも過去に戻ることを望まないという事実が明らかになった」とし、「特に朝米両国は、過去のように緊張が高まらないよう状況を管理することによって、対話を持続するという意志を示している」と述べた。

 文大統領は、最近の膠着状態に関し「朝鮮半島平和プロセスは、南北米が揃って進む容易でない旅程だ。過去70年間成功できなかった道であるから、迂余曲折や困難がないならば、かえっておかしい」とし、「そのような理由で、南北米首脳の特別な決断と合意を通じて始まり、首脳間の信頼と意志がこの旅程を持続させてきた」と首脳間のトップダウン方式の効用を強調した。彼は「南北米が対話を始めた過去1年が作った驚くべき成果こそ、私たちが対話を継続しなければならない明白な根拠」だと話した。

 文大統領は、韓米の対話努力に北朝鮮も呼応するよう願った。彼は「韓米首脳会談はいかなる難関があろうとも、朝鮮半島平和プロセスを必ず成功させるという韓国政府の一貫した原則と、対話を持続して朝米交渉を妥結させるというトランプ大統領の確固たる意志が出会った結果」だとして「韓米両国の努力に北朝鮮も呼応してくることを期待する」と述べた。

 文大統領は合わせて、最近自由韓国党が韓米共助理想説を主張し、昨年の朝鮮半島平和プロセスの成果を否定する動きに関しては「無責任だ」とし、断固として対抗した。彼は「一部では韓米同盟間の共助の隙間を広げ、朝鮮半島平和の水路を元に戻そうとする試みがある」とし、「南北米の対話努力自体を不満と感じ、葛藤と対決の過去に戻そうとすることは、国益と朝鮮半島の未来に決して役立たない」と一蹴した。彼は「特に対話の開始と開始以前の緊迫した危機状況を考えてみれば無責任きわまりない」とし、「今対話が失敗に終わるならば、状況は一層悪くなるだろう。韓米両国は、60年を超える同盟の歴史に相応しく緊密な疎通と共助を維持しており、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和体制の構築という目標についても完全に一致している」と強調した。

 文大統領は「荒々しい波をかき分け進んでこそ、新しい地平にたどり着くことができる」として「平和と繁栄の朝鮮半島を望むわが国民と世界の人の念願を実現するために、トランプ大統領と共に道を探す」と話した。

 文大統領はこの日、首席補佐官会議の冒頭発言では、キム・ウィギョム報道官の辞退とチョ・ドンホ科学技術情報通信部長官候補者の指名撤回、チェ・ジョンホ国土交通部長官自主辞退に関しては言及しなかった。

ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:4/2(火) 7:54
ハンギョレ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事