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GI7勝の最強牝馬ウオッカ死す。宿敵ダイワスカーレットとの大接戦を僕たちは忘れない

4/3(水) 19:11配信

BuzzFeed Japan

2007年「日本ダービー(東京優駿)」で牝馬として64年ぶりに優勝するなど、中央競馬で活躍したサラブレッド「ウオッカ」号が4月1日午後(現地時間)、滞在先のイギリス・ニューマーケットで蹄葉炎のため死亡した。

JRA(日本中央競馬会)によると、アイルランドで繁殖馬生活を送っていたという。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】

父は名馬タニノギムレット

ウオッカは2004年生まれ。2002年の日本ダービーを制した名馬タニノギムレットを父に持つ。

2006年10月、京都競馬場第6レース「2歳新馬戦」でデビュー。初陣を1着で飾った。同年には2歳牝馬の最強決定戦である阪神ジュベナイルフィリーズで勝利。父親譲りの豪脚で鳴らした。

“宿敵”ダイワスカーレットとのライバル対決で人気

ウオッカを語る上で欠かせないのが、同期の牝馬ダイワスカーレットとの“最強牝馬対決”だ。

初対決となったのは2007年のチューリップ賞。このときは四位洋文騎手が騎乗したウオッカが、クビ差でダイワスカーレット(安藤勝己騎手)を下した。

2007年の桜花賞。クラシック三冠制覇も夢ではないと思われていたが、ここで立ちはだかったのがダイワスカーレットだった。

先行策をとった宿敵にウオッカは破れ、2着に終わった。

オークスに出走せず、あえて日本ダービーへ

その後、ウオッカは3歳牝馬の大舞台オークスの出場を見送る。代わりに選んだのが、日本競馬の最高峰・日本ダービーへの挑戦だった。

そしてウオッカは、64年ぶりとなる牝馬のダービー勝利を成し遂げた。騎乗した四位洋文騎手にとっても初のダービー制覇だった。ゴール時には右手を掲げ、喜びを爆発させた。

四位騎手はウオッカを「かけがえのない馬」と評し、その死を悼んでいる。
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ショックです。僕にとっては子供の頃からの夢であったダービーを取らせてくれたかけがえのない馬です。自分として、スーパーホースの背中を知れた事は、それからの競馬人としての指標にもなりました。
あんな馬にはもう巡り合えないかも知れません。ただただショックでなりません。ご冥福をお祈りいたします。
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最終更新:4/4(木) 0:44
BuzzFeed Japan

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