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平成の間に懐かしの「駄菓子」が消えた...このままなくなってしまう? “駄菓子屋ハンター”に聞いた

4/3(水) 11:31配信

FNN.jpプライムオンライン

「子どもの頃の思い出の味は何ですか?」と聞かれたら、皆さんはなんと答えるだろう。
家庭での手料理、祝い事のごちそうなどさまざまだが、「駄菓子」を思い浮かべた人も多いのではないだろうか。

【画像】懐かしい...平成の間に消えた駄菓子たち

ひとたび駄菓子屋に入れば、趣向を凝らした駄菓子がよりどりみどり。小銭を握りしめ「これなら買える!」と経済感覚を磨いた人もいるはずだ。
そんなノスタルジックな光景が、街角から消えつつあることをご存じだろうか。

経済産業省によると、駄菓子屋などが該当する「菓子小売業(製造小売を除く)」は事業所数・従業者数は、ここ数十年で大きく数を減らしている。
平成に入ると減少傾向は顕著になり、1991年の6万9,048事業所、15万4,315人に対し、2016年は1万5,746事業所、7万4,304人と半数以下になった。駄菓子と駄菓子屋を巡る状況は、なぜこうも様変わりしたのだろうか。

新元号「令和」が発表され、平成もいよいよ終わりが近づいているが、まずは平成の間に生産終了した商品をいくつか振り返りたい。

「チューペット」「カルミン」「エルコーン」...姿を消した駄菓子たち

ソーセージ状の容器に色とりどりのジュースが入ったお菓子と言えば「チューペット」。「チューチュー」「ポッキンアイス」の別名でも知られる。
商品分類では「清涼飲料」に該当するが、凍らせてもおいしく、夏の定番として冷蔵庫に常備していた家庭もあるのではないだろうか。
多くの人に親しまれた商品だったが、2009年、製造元の前田産業は生産設備の不具合をきっかけに販売終了した。

1921年の発売以降、90年以上にわたり愛された、明治のミントタブレット「カルミン」も2015年に販売終了している。
商品名は原材料の「カルシウム」と「ミント」から来ており、適度な甘みと“スースー”とした清涼感が人気を集めた。
一時期はイチゴ味なども販売された人気商品だったが、販売不振により、その歴史に幕を下ろした。

直近では、フタバ食品の氷菓「エルコーン」が原材料や人件費の高騰により、2019年1月に生産終了、3月末で商品の出荷を終えている。
メロン・バニラシャーベットのさわやかな風味とコーンのサクサク感から、「チリンチリンアイス」のような懐かしさを感じた方も多いはずだ。
担当者は「1980年の発売より39年の長い間ご愛顧いただきましたが、我々としても本当に残念な思いです」と話す。

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