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見納め間近? 昭和から平成を駆けた最後の国鉄特急形電車「185系」その団体列車に乗る

4/4(木) 6:04配信

乗りものニュース

「斜めストライプ」が消える日は遠くない?

 国鉄分割民営化から30年以上が過ぎ、国鉄時代に製造された特急形電車も多くが引退しました。しかし、185系はいまも現役です。

 毎日運転の定期列車では、引き続き特急「踊り子」として運行されていますし、平日に運転されている座席定員制の通勤列車「湘南ライナー」「ホームライナー小田原」「おはようライナー新宿」でも使用。「青春18きっぷ」で利用できる列車として有名な東海道本線の臨時夜行快速「ムーンライトながら」や、「静岡DCオープニング号」のような観光ツアー列車で使われることもあります。

 しかし、製造からすでに38年近くが経過しており、2014(平成26)年以降は徐々に数を減らしています。最盛期に227両あった185系は、2018年4月1日時点で約3割減の157両です。ちなみに、車体の塗装はリニューアルで何度か変更されましたが、いまはすべての車両がデビュー時と同じ「斜めストライプ」に戻されています。

 JR東日本は、2019年4月1日時点で185系を今後どうするか発表していません。ただ、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」で使われていたE257系電車に置き換える形で引退する可能性が高いといえます。

 というのも、特急「あずさ」「かいじ」は2019年3月のダイヤ改正で、新型のE353系電車に統一。それまで「あずさ」「かいじ」で使われてきたE257系電車が余っています。また、製造時期は185系より約20年遅く(2001~2005年)、それほど古くはありません。JR東日本の長野支社も2018年5月、E257系について「リニューアルを行い、東海道線に導入する予定」と発表しています。

 そう遠くない時期、東海道本線を流れる「斜めストライプ」の姿が消えることになるかもしれません。「ムーンライトながら」の行く末も気になるところです。

草町義和(鉄道ライター)

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最終更新:4/4(木) 20:56
乗りものニュース

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