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朝日生命体操クラブから“移籍”し陽のオーラ全開「ニュー杉原愛子を見て!」

4/6(土) 16:46配信

東スポWeb

 やはり決断は正しかったのか。体操W杯(7日)の公開練習が5日、武蔵野の森総合スポーツプラザで行われたが、その中でひと際笑顔が輝いていたのが、4月から武庫川女子大短期大学部(兵庫)に練習拠点を移したリオ五輪代表の杉原愛子(19)だ。新天地で心機一転、新たな門出を迎え、全身から発散する「陽」のオーラの正体とは――。

「ニュー杉原愛子を見てほしい!」

 練習を終えた杉原は、今大会に懸ける意気込みを第一声でこう表現した。練習拠点にしていた朝日生命を昨年末に退部し、一般受験で同大学に入学。練習環境の向上などを理由に“移籍”という決断をしたが、その真価が問われる最初の大会を前に、恐ろしいほどポジティブに構えていた。

 何かが吹っ切れたようなカラッとした笑顔。その表情を見ると、やはり“あの一件”とのつながりを無視できない。杉原の前所属の朝日生命といえば、リオ五輪代表の宮川紗江(19=高須クリニック)からパワハラ告発された塚原千恵子氏(71)が指揮を執る名門クラブ。同氏は3月いっぱいで日本協会の強化本部長を退任しているが、ある関係者は「その見えないパワー、影響力は今も健在」とささやく。

 そんな“女帝”と袂を分かつ形となった杉原だが、今回の移籍とパワハラ騒動との因果関係については、かねて「それは全くないです」とキッパリ否定している。とはいえ、この日の彼女の言葉には“裏メッセージ”と思わせるフレーズがちりばめられている。冒頭の「ニュー」はその一端だ。

 新天地での最初の試合に向けて「去年の世界選手権に出場できなかったので、その悔しさをバネに頑張りたい」と意気込んだ。演技については「今回は平均台と床で新しい技を入れている。まずそこを必ず成功させたい。美しい体操を基本にしながら、パワフルな体操をできるようにしたい」と具体的な抱負を口にした。そして、新しい環境について、こう思いを巡らせた。

「大野先生は多くの優秀な選手を輩出されていて、多くの方からの信頼もある。技術面もすごいし、人間関係、体操以外のコミュニケーションも取っているので信頼関係があります」
 自ら同大体操部の大野和邦監督(48)を前面に出して大絶賛。塚原氏への“あてつけ”と取られてもおかしくない。ゴタゴタから脱却し、スッキリと門出を迎えた杉原の表情は、女子体操界の再生を物語っているのかもしれない。

最終更新:4/6(土) 16:46
東スポWeb

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