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ご公務模索の30年 「象徴」憲法の定義はあいまい 〝平成流〟その先は【平成と天皇シリーズ】

4/8(月) 18:50配信 有料

西日本新聞

熊本地震で被災した南阿蘇村の長陽庁舎に到着し、住民に言葉を掛けられる天皇、皇后両陛下=2016年5月、熊本県南阿蘇村

 戦争と復興の時代だった昭和を経て、1989年に始まった平成は、2019年4月末で終わりを迎えます。「天皇と平成シリーズ」では、新たな時代の象徴天皇として歩んでこられた天皇陛下の足跡をたどり、九州・沖縄を中心にゆかりの人々の秘話を掘り起こすことで、平成という時代を振り返ります。
※この記事は2018年11月6日時点の内容です

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 「国の理想を語るものは憲法です」。臨時国会の所信表明演説で、安倍晋三首相は憲法改正への強い意欲をあらためて示した。焦点は戦力不保持などを定めた憲法9条である。天皇について規定された8条までが話題に上がることはほとんどない。

 1条には「天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴」とある。象徴ってどういう存在?

 憲法公布から72年を迎えた3日、福岡市で開かれた憲法フェスタに参加した福岡市の60代女性は「伝統や文化の継承者。失礼な言い方だが、文化遺産みたいなもの」。90代男性は「桜や富士山が日本の象徴と言われるように、存在していることだけに意味がある」と話した。

 昨年の天皇誕生日、ツイッター上に「天皇、ハピバ」などの投稿を上げた平成生まれにも聞いた。長崎県の女子高校生(17)からは「日本人の見本」との返信。直接会って真意を尋ねると「誰に対しても同じ目線で優しく接したり、勇気づける言葉をかけたりするところが象徴かなぁって」。

 山形県の女子高校生(17)は「みんなのパパ」としながら、「正直いてもいなくても変わらない。お金をもらえても生活縛られててかわいそう」と返した。

 天皇陛下自身はどう考えておられるのか。 本文:2,821文字 写真:3枚

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西日本新聞

最終更新:4/8(月) 18:50
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