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竹中直人が解説~日本古来から伝わる“ナンバ走り”の難しさ

4/8(月) 5:30配信

ニッポン放送

黒木瞳がパーソナリティを務めるラジオ番組「あさナビ」に、俳優の竹中直人が出演。公開中の映画『サムライマラソン』での“ナンバ走り”について解説した。

黒木)今週のゲストは俳優の竹中直人さんです。公開中の映画『サムライマラソン』に出演されていますが、その日本史上初だったと言われているマラソン。それが江戸時代だったということが映画のテーマなのですが、お話はどんなものなのですか?

竹中)幕府がもう弱くなっていて、気合を入れるためにやったのですね。

黒木)「安政遠足」というものが、マラソンのはじめだろうということなのですが、1位になった人には希望を叶えるということです。

竹中)侍たちの魂をもう1度磨き上げるという…。

黒木)…ということでこの大会を開催したのですが、実はここにとてつもない事件が起こって、佐藤健さんが活躍するわけですね。

竹中)とてつもない立ち回りが待っていますよ。小松菜奈ちゃんも刀を持ってチャンバラやっていますからね。

黒木)男性のふりをして、このマラソンに加わるのですよね。それで、竹中さんはナンバ走りで。

竹中)もう、初老の男ですよ。

黒木)でも、ナンバ走りで、ということは、監督はどのようにおっしゃったのですか?

竹中)ナンバ走りというものは、左足、左手、右手、右足と同時に出しながら「ホッ、ホッ、ホッ」と走るのですけれどね(笑)。

黒木)二人三脚みたいな感じですね。

竹中)それに対して最初のうちは監督もこだわりがあったようで、東宝のリハーサル室で練習しているときも、じっと見つめてはいたのですが、現場に行けばそんなもの関係なくなってしまいますからね。僕もみんなも最初のうちは両手両足を同時に出しながら「ホッ、ホッ、ホッ、ホッ」とやっていたのですが、延々、足場の悪い山道を走るシーンを撮っているので、もう関係なくなってしまうのですよ。
刀を差していますから、手はそれほど動かせないのです。だから最終的には胸元に手を当てて走るような感じになりました。

黒木)どんな感じなのですか?

竹中)実際にやってみますが、「ホッ、ホッ、ホッ、ホッ」…と、こういう練習をしたのです(実際に走って)。

黒木)本当に右手右足、左手左足、同時に出すのですね。ありがとうございました。やはり「ホッ!」と言うのがミソですね。「ホッ!」と言うことによって体を両方出すことができるのですね。

竹中)呼吸法にもなって、走るリズムをとる感じです。疲れがちょっと違うのですよね。

黒木)走りを見るだけでも楽しいですが、物語も大変ユニークで「えっ?」という展開になって行くのですよね?

竹中)隠密もいますからね。ただのマラソンだと思っていたら、そこに戦(いくさ)が待っていますから。

黒木)キャッチが「行きはマラソン、帰りは戦(いくさ)」になっていますからね。

竹中)それをイギリス人の監督であるバーナード・ローズさんが撮っていますから、いままでの時代劇とはまったく印象が違います。

黒木)そうですね、外国の方が撮られる日本の時代物ですので、日本人が撮ったものとは違うものになりますよね。

竹中)全然違う世界ですね。

(2月19日放送 ニッポン放送「あさナビ」より)

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最終更新:4/8(月) 5:30
ニッポン放送

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