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生分解性プラスチック「BioPBS」使用の紙カップが革新的カップに選定

4/10(水) 12:40配信

日本食糧新聞

三菱ケミカルは、同社とタイPTT Global Chemical社が折半出資するPTTMCC Biochem Company Limited(バンコク)の生分解性プラスチック「BioPBS」を用いた紙カップが、米スターバックスなどが設立したコンソーシアム「NextGen Consortium」が主催する、次世代のパックを表彰するコンテスト「NextGen Cup Challenge」(NCC)で、最も革新的なカップの一つに選定された。PTT MCC社は同社の生分解性プラスチック「BioPBS」をラミネートに用いた紙カップを出品し、その再生可能性や生分解性が評価された。

NextGen Consortiumは、米スターバックスおよびマクドナルドが設立し、食品サービス業界の大手ブランドオーナー(※)がサポーティングパートナーで、世界自然保護基金(WWF)がアドバイザリー・パートナーで協力している。世界的な食品包装廃棄物の問題を解決するために活動しており、NCCは、循環可能な次世代の紙カップを事業化することを目標とした、同団体最初の取組みの一つだ。

BioPBSは、同社が開発、基本特許を有し、PTTMCC社が製造する植物由来の生分解性プラスチックで、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されるため、自然環境への負担が少なく、既存の樹脂加工設備で容易に加工できる特徴を有している。

BioPBSを用いた紙カップはすでに3年以上実店舗での使用実績があり、産業コンポスト設備での処理・リサイクルが可能だ。今般NCCのために開発した新紙カップは、家庭用コンポスト設備を用いて常温処理できるように改良され、50ヵ国以上の国から応募された480点のアイデアの中から12の受賞者の一つとして選ばれた。

(※)コカ・コーラ、ヤム・ブランズ(KFC、タコベル、ピザハットなどの飲食チェーンを傘下に持つ)、ネスレ、ウェンディーズなど

日本食糧新聞社

最終更新:4/10(水) 12:40
日本食糧新聞

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