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ブラジルの成長予想 IMFが下方修正

4/10(水) 11:57配信

サンパウロ新聞

 国際通貨基金(IMF)は9日に公表した最新の「世界経済見通し」の中で、ブラジルの国内総生産(GDP)の2019年の成長見通しをプラス2.1%とした。今年1月公表の「世界経済見通し」の中でIMFは、ブラジルの19年の経済成長率をプラス2.5%と予想していたが、今回、そこから0.4ポイント引き下げた。伯メディアが同日付で伝えた。

 ブラジルの19年の経済成長についてのIMFの予想は、18年1月の時点ではプラス2.1%だったが同4月に公表された報告書ではプラス2.5%となり、同7月の報告書でもそれが維持された。そして、同10月公表の報告書ではプラス2.4%に下方修正されたが、19年1月には再びプラス2.5%に戻った。

 IMFの最新の報告書は、新政権の社会保障改革に関する楽観的な空気の中で、ブラジルにおいてはスプレッド(金利の支払額と受取額の差)が18年10月以降減少していると強調している。そして、特にブラジル国内においては財政の不均衡が予測に大きく影響を及ぼしていると指摘し、「ブラジルにおける主な優先事項は社会的支出を損なわずに公的債務の増加を抑えることだ。16年に導入された支出の上限は、財政再建を容易にさせるための正しい方向への一歩である」「依然として目標値に近いインフレ率とともに、通貨政策は需要を支えるために適応しやすくなる可能性がある」「最近の労働改革と信用への補助はインフラと金融仲介の効率を改善するための努力であり、生産性向上と中期的な成長予想の上昇に役立つかもしれない」などと述べている。

サンパウロ新聞

最終更新:4/10(水) 11:57
サンパウロ新聞

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